CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

19-183「ハッピー・デス・デイ2U」

2019年07月23日 00時57分59秒 | アメリカ映画
もう過去には囚われない
 ようやく恐怖のループから抜け出すことができたツリーだったが、今度はカーターのルームメイト、ライアンが死のタイムループに巻き込まれ、謎の殺人鬼に狙われる事態に。
 やがてツリーたちは、ライアンが研究している謎の実験装置に原因があると気づくが、ツリーはまたしても誕生日の朝に戻り、死の恐怖を繰り返すハメに。しかし、そこは元の世界とは微妙に違う、パラレルワールドだった。
 ツリーはパラレルワールドのライアンやカーターの協力を得ながら、ループを抜け出し、元の世界に戻るために奔走するのだったが。(「allcinema」より)


 「ハッピー・デス・デイ」の続編。

 誕生日の無限ループから何とか抜け出したツリー。

 しかし、今度はカーターのルームメイトであるライアンが無限ループを体験する。

 そしてツリーは、タイムループの原因がライアンたちが研究する実験装置によって引き起こされたものであることを知るが、その装置が再び起動し、ツリーは誕生日の朝に戻ってしまう。

 しかし、そこはいつもの世界とは少し異なるもの。

 別次元の世界へやって来たことを知ったツリーは、元の世界へ戻るため、また何度も殺されながら奮闘する。


 しっかりと前作から話の続く続編。

 前作では端役かなと思っていたライアンが、本作ではスポットを浴び始め、活躍する。

 無限ループの原因を明らかにする展開であるが、再びツリーは無限ループにはまり込んでしまう。

 しかも、そこは別次元で、状況が少しずつ違っている。

 なんとカーターはツリーの天敵ダニエルの彼氏になっており、再びマスクを被った殺人犯に襲われるが、それは前作と同じ犯人ではない。

 そしてツリーには思いも寄らなかった決定的な違い。

 元の世界へ戻ることを躊躇するツリーであるが、ここでも心に成長を認めるような感じ。

 ホラーというよりSFのようになってきた作品ではあるが、元の世界に戻ろうと奮闘する様子が、何度も死ぬという行為も相俟って、面白い作品になっている。

 徐々に壮大な話になってきたような感じだな。

 しかも、更に続編を考えているような映像が、エンドロール途中に流れる。

 どういう展開になっていくのだろうか、興味深いな。

/5

監督:クリストファー・ランドン
出演:ジェシカ・ロース、イズラエル・ブルサード、スラージ・シャルマ
   スティーヴ・ジシス、フィー・ヴー、ルビー・モディーン、サラ・ヤーキン
   レイチェル・マシューズ、チャールズ・エイトキン、ミッシー・ヤガー
於:TOHOシネマズ日比谷

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