CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

20-057「DRONE ドローン」(アメリカ)

2020年02月13日 00時22分40秒 | アメリカ映画
暴走するラジコンを思い出す
 新居で幸せな新婚生活を送るレイチェルとクリス。
 ある日、クリスが1機のドローンを拾ってきたことをきっかけに、自宅で不可解なことが起こり始める。レイチェルはクリスのパソコンに隣人女性を盗撮した画像を発見し、身に覚えのないクリスと険悪な状態に。
 実はこのドローンには、レイチェルと別れた後に連続殺人鬼へと変貌した元恋人ラムゼイの魂が乗り移っていた。(「作品資料」より)


 ドローンに殺人犯の魂が乗り移り、凶行に走るというサスペンス・ホラー。

 人形に魂が乗り移り、凶行に及ぶという「チャイルド・プレイ」をちょっとモチーフにしたらしい。

 
 女性を拉致して殺戮を繰り返していた凶悪犯、ラムゼイが警察に追い詰められると稲妻に打たれ、死亡する。
 しかし、その際手にしていたドローンにその魂が乗り移る。

 ドローンは、引っ越してきたばかりのレイチェルとクリス夫妻の家に飛んできて、クリスがそれを拾う。

 持ち主が見つかるまで、手元に置いておくことにしたクリスであるが、ドローンは勝手に飛び、しかもセキュリティ・システムや車、パソコンにも簡単に接続することが出来る。

 そうして、徐々にレイチェルとクリスの身に危険が迫り来ることになる。

 最新テクノロジーが簡単にハッキングされてしまう様は、怖いものがあったな。

 偶然、レイチェルたちの家に飛んできて、凶行に及んだのかと思ったが、実は狙って二人の元を訪れたという展開。

 果たして、ドローンに狙われたレイチェルとクリスは逃れることが出来るのか。


 監督は「ゾンビーバー」のジョーダン・ルービン。
 80年代ホラーにオマージュを捧げた王道ホラーということであったが、随所にコミカル要素も散りばめている。

 殺戮シーンに意外と笑えてしまうものが多かったな。

 ホラーとしての怖いというシーンは少なめであったが、設定的な怖さと、果たして魂を持ったドローンの凶行がどこまで及ぶのか、先行きが気になる展開と共に、コミカルな要素も楽しめる作品であった。

/5

監督:ジョーダン・ルービン
出演:アレックス・エッソー、ジョン・ブラザートン、アニータ・ブリエム
   レックス・リン、ニール・サンディランズ、サイモン・レックス
於:ヒューマントラストシネマ渋谷

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