CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

23-277「オクス駅お化け」(韓国)

2023年10月23日 22時52分03秒 | 韓国映画
救われないと判れば、恨みは全ての方へ向く
 駆け出しのウェブニュース記者のナヨンは、ボーイフレンドのウウォンを助手に、アクセス数稼ぎのため、地下鉄オクス駅で起こった人身事故の取材を開始する。2人は取材を進める中で、被害者以外に「線路に子どもがいた」という奇妙な目撃談を耳にし、ある目撃者はとり憑かれたように謎の数字を連呼していた。
 やがて事件を追う2人の周囲で、次々とおぞましい変死が続発する。(「作品資料」より)


 地下鉄のオクス駅で相次ぐ自殺を取材するウェブ記者のナヨンが、遭遇する恐怖とその裏にある悲しき真実を探り当てるサスペンス・ホラー。

 韓国映画ではあるが、脚本には「ザ・ミソジニー」の高橋洋や「戦慄怪奇ワールド コワすぎ!」の監督、白石晃士が協力しているらしい。

 駅にまつわる都市伝説のようなものを扱った話。

 自殺や人身事故が多発するオクス駅で取材にあたるナヨンは、駅で子供の姿を見たという証言を得る。

 そして取材を進めるうちに、駅を建設する際の悲劇を知ることになるが、やがてナヨン自身も呪われてしまう。

 果たして、ナヨンは真実を解き明かし、霊を成仏させ、呪いを解くことが出来るのか。

 恐怖シーンは、大きな音や突然の出現で驚かせることが多かった。

 霊だと思われる存在は見た目グロテスクではあった。

 脚本に「リング」の脚本も担当した高橋洋ということだからか、重要なファクターとして井戸が出てきたな。
 
 ナヨンと友人で駅で働いているウウォンが協力し、ことを解決したかと思われるが、その後にも話は続いていく。

 これまた多少「リング」をちょっと思い出させるものだったな。

 顛末の一ヶ月後である冒頭のシーンは推測するしかないかな。

 恐怖シーンは弱めであったが、展開は興味深いホラーであった。

/5

監督:チョン・ヨンギ
出演:キム・ボラ、キム・ジェヒョン、シン・ソユル
於:池袋シネマ・ロサ

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