CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

24-054「唐獅子仮面 LION-GIRL」(日本)

2024年02月21日 22時49分06秒 | 日本映画

泣けるぜ

 2045年、謎の隕石群が地球に降り注ぎ、文明はことごとく崩壊した。そんな世界で、唐獅子の仮面を着けた緋色牡丹は「任侠」を掲げ、弱きを助け強きを挫くべく孤軍奮闘していた。

 だが、底知れぬパワーを持つ緋色牡丹をよく思わぬ巨悪の組織が、彼女の命を狙っていた。(「作品資料」より)

 

 「デビルマン」や「キューティー・ハニー」などの漫画家、永井豪の作品を実写映画化したエロティック・バイオレンス・アクション。

 「マニアック・ドライバー」などの光武蔵人が監督にあたる日本作品であるが、全編アメリカで撮影され、台詞は全て英語で製作されたらしい。

 しかし、既に日本語吹替版しか上映しておらず、泣く泣く吹替で鑑賞。

 一応話の設定は日本で、新橋やら外堀通りなどが出てくるので、日本語でもおかしくはないのだが、やはりもやもやした感じは拭いきれなかったな。

 隕石が降り注ぎ、文明が崩壊した地球。

 ほとんどの土地は海に沈んだが、関東平野は奇跡的に残り、その地で繰り広げられる物語。

 隕石が発する光を浴びると〝アノロック〟という鬼のようなものに変貌し、人間を襲う。

 アノロックが産んだ子供は、〝マン・アノロック〟と呼ばれ、変貌するのを制御できるよう。

 マン・アノロックであるヤクザの組長、緋色牡丹が唐獅子仮面となって、非道の限りを尽くす相手と戦う。

 変身モノの特撮アクション。

 永井豪作品らしく、冒頭から裸のオンパレードであった。

 女性のみならず、男性もしっかり見せている。

 主人公も惜しげもなく、その肢体を披露している。

 アクションはB級かなという感じであったが、面白い1本であった。

 途中、牡丹の台詞で〝その話は別のエピソードで〟とカメラに向かって言うシーンがある。

 続編でも考えているのかな。

/5

監督:光武蔵人

出演:トリ・グリフィス、ダミアン・T・レイベン、デヴィッド・サクライ、シェルビー・パークス、マット・スタンリー、木村智貴、岩永丞威、デレク・ミアーズ

於:池袋シネマ・ロサ


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