CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

18-007「ホステージX」(オランダ・アメリカ)

2018年01月08日 00時36分44秒 | オランダ映画
アメリカ人だとまだ確信が持てない
 目覚めるとその男は、見知らぬ異国の家畜小屋に監禁されていた。誰かに殴られて全く記憶がない。屈強な男たちに監視されているが、英語が通じずなぜ監禁されているのかもわからない。男たちに脅され殴られながら、何らかの目的で撮影される男。自分は一体、何者なのか、男たちの狙いは何なのか。
 そんななか、唯一手に入れた携帯電話で、緊急電話に掛け、やっとのことで繋がった相手はCIA。電話をかけた男がアメリカ人なら現場を特定して救出してもらえるようだ。
 英語を話すその男は、自分がアメリカ人の可能性が高いと必死に説明、監禁現場の手掛かりを捜査官に伝えるが。(「KINENOTE」より)


 目覚めたら、どこか異国の地の家畜小屋に監禁されている男の顛末を描いたスリラー。

 しかも何故か記憶を失っており、自分の名前も、何故監禁されているのかも判らない。
 
 英語を話すが、監禁した男たちは英語も通じない。

 何とか状況を打破するため男は奮闘する。

 偶然手にした携帯で、CIAの男と通話することはできたが、相手は男がアメリカ人でないと助けられないと言う。

 自分がアメリカ人であることを信じてもらうため、何とか手がかりを得ようと必死になる。

 物語は、監禁された男が、英語の通じない監禁した男たちとやり取りし、電話でCIAの男とやり取りする展開が繰り返される。

 ちょっと同じようなことの繰り返しで、大きく物語が展開することもなく、最初は気になる設定であったが、途中からちょっと飽きてくるところがあったかな。

 監禁した男たち、そして監禁されている男とのやり取りには、暴力もあったが、ちょっと笑えるところもある。

 そしてCIAだと言う男との電話でのやり取りも、その内容に面白いところがあったな。

 笑いで何とかつないでいるところがあったかな。

 監禁されている男を救い出すためにやって来たと思われる女性が登場するが、彼女もなかなか行動に出ず、何やっているんだろうという気になる。


 果たして、監禁されている男の正体は何者で、何故監禁されているのか。
 そして無事救出されるのか。

 最後に驚きの真実が明かされたりするが、もうちょっと伏線も欲しかったという気もするな。

 監禁された男と、監禁した男たち、そしてCIAだという男とのやり取りが笑えたりするところが面白い作品だった。

/5

監督:ポール・ルヴェン
出演:ジェイソン・ロンドン、ステファニー・ヨーステン
    ダンカン・メイヤーリング、エルグン・シムセク、アドナン・フェコビッチ
於:ヒューマントラストシネマ渋谷

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