CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

19-188「マスターズ・オブ・ホラー」(アメリカ)

2019年07月28日 10時22分51秒 | アメリカ映画
語られた未来から逃れられると思うのか
 ある日、突然目の前に現れた無人の映画館に座ったサマンサ。スクリーンには、何者かに追われ、死体で埋め尽くされた森を走る血まみれの自分の姿が映し出されていた。
 一方、同じように、ふと目にした映画館に導かれるように足を踏み入れたベネディクト神父は、教会の屋上から飛び降り自殺する少年の映像を目にし。(「作品資料」より)


 ある夜、目の前に現れた映画館に自分の名前が冠された映画タイトルを見たサマンサは、その映画館に入る。

 しかし、中には誰もいない。

 導かれるようにサマンサが座席に着くと、突然映画が始まる。
 
 その映画はサマンサ自身が出ている恐怖体験を映し出したものであった。


 無人の映画館に導かれた者たちが鑑賞することになる、自分自身が出演する恐怖映画を綴ったオムニバス・ホラー。

 5人の監督が5本の作品にあたっている。

 「NO ONE LIVES ノー・ワン・リヴズ」「ダウンレンジ」などの北村龍平も参加。

 謎の映画館の怪しい映写技師として「レスラー」「アイアンマン2」のミッキー・ロークも出演。

 5作はホラーと言っても、宇宙生物ものから殺戮もの、そして悪魔や幽霊などジャンルは様々。

 怖さよりも展開が気になる作品が多かったかな。


 溶接マスクを被った男から命を狙われ、逃げ惑うサマンサ。
 しかし、その犯人の正体がわかったところで、思わぬ真実が明らかになる。

 教会の屋上から一人の少年が飛び降りる。
 その後、教会内に悪魔の存在を確信し、追い払おうとする神父。

 神父とシスターは悪魔に操られた子供たちと決死の戦いを繰り広げることになる。

 子供ということで最初は手加減していた神父たちであるが、執拗に凶器で襲ってくる子供たちに対して、ついには手足をブッタ斬ったりと本気モードで対抗していく。

 少々理解し辛い作品もあったが、必ずしも判りやすさが必要なわけではないのがホラーかな。

 それぞれ展開は気になる作品であった。

 しかし、オムニバスというのはどうしても少々飽きや長さを感じさせるものがあるな。

 時間的には1本少なくても良かったかな。

/5

監督:ジョー・ダンテ、デヴィッド・スレイド、北村龍平
   アレハンドロ・ブルゲス、ミック・ギャリス
出演:ミッキー・ローク、リチャード・チェンバレン、アダム・ゴドリー
   エリザベス・リーサー、アナベス・ギッシュ、オーソン・チャップリン
於:ヒューマントラストシネマ渋谷

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