CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

23-175「裸のランチ」(イギリス・カナダ)

2023年07月19日 00時32分57秒 | イギリス映画
リンパ液も凍るような言語を絶する恐怖に襲われた
 1950年代、ニューヨーク。害虫駆除員のウィリアムは、仕事用の駆除薬を妻ジョーンがドラッグ代わりに使っていることに気づく。自身も駆除薬に溺れるようになったウィリアムは、誤ってジョーンを射殺してしまう。
 インターゾーンと呼ばれる謎の街に身を隠したウィリアムは、奇怪な生物マグワンプに命じられて活動報告書を書くことになるが。(「作品資料」より)


 「ビデオドローム」等のデヴィッド・クローネンバーグ監督の1991年製作の作品。

 日本でも1992年に公開されており、おそらく観たとは思うのだが、あまり思い出せなかったな。

 今回4Kレストア版としてリバイバル公開されたので、そちらを鑑賞。

 武蔵野館は2K上映らしかったのだが。

 害虫駆除員のウィリアムは、妻のジョーンが駆除薬をドラッグとして使用していることに気付き、自分も試してみる。

 やがて、そこから現実とも幻覚ともつかぬことに遭遇することになる。

 ウィリアムは害虫駆除員として働いているが、実は作家、あるいは作家を目指していたのかな。

 作家らしき友人たちと語ったりするが、そこでは作家はやめたと言っている。

 しかし、ウィリアムは喋る大きな虫と遭遇したり、使い始めたタイプライターが虫の形に変わり、喋り出のを目にする。

 ウィリアムは妻を遊びで撃ち殺してしまうが、どこまでが現実で、どこまでが幻覚なのか図りかねる話。

 ウィリアムはどこかの会社の一員、スパイと称され、それによって行動していく。

 インターゾーンと呼ばれる世界へやって来て、行動していくウィリアムであるが、果たしてこの物語の行き着く先がどうなるのか気になるところである。

 ウィリアムは完全にドラッグ依存者であり、彼が見るものは幻覚が多いのであろうと思われるのだが、正直最後まで理解し辛い話であった。

 ところで、本作では、先日山中で遺体が発見されたジュリアン・サンズが出演している。

 当時はよく映画で姿を見たのだが、残念である。

/5

監督:デヴィッド・クローネンバーグ
出演:ピーター・ウェラー、ジュディ・デイヴィス、イアン・ホルム、ジュリアン・サンズ、ロイ・シャイダー
於:新宿武蔵野館

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