CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

20-066「ドント・ゴー・ダウン」(イギリス)

2020年02月20日 00時21分36秒 | イギリス映画
忠誠は誓ったけど、地獄にいるなんて
 味方の救出のため6人のイギリス特殊部隊が東ヨーロッパの戦地に送り込まれる。敵の拠点で激しい銃撃戦を繰り広げた6人は、上官の命令により民間人の女性捕虜を撃ち殺し、民間人3人が殺されるのを見殺しに。
 民間人の犠牲を出したもののミッションを遂行し、6人はヘリコプターを目指してある階段を上り始める。しかしいくら上がっても一向に出口にたどり着かない。
 やっとドアを見つけ開くが、そこは先程まで6人がいた戦場で、しかも戦っている自分たちが目の前におり。(「KINENOTE」より)


 戦地に送り込まれた傭兵たちが、思いも寄らぬ恐怖に陥ることになるサスペンス・スリラー。

 ミリタリー・アクションかと思っていたが、何度もタイムワープする様はSFのようであり、霊のようなものに襲われる様はホラーのようである。

 ミッションを遂行した傭兵たちは、ある建物に辿り着く。
 エレベーターが故障したため、階段を上ることにするが、いくら上っても永遠に階段が続いていく。

 そして、階段を下りた者は何かに襲われ命を落とす。

 途中にドアがあり、そこを出ると戦地へと戻り、任務を遂行しようとする数時間前の自分たち姿が見える。

 任務を遂行した際、犠牲にした民間人の女性が、別名〝死の預言者〟と呼ばれている怪しい女性だということが判り、戦場に戻った傭兵たちは、今度は彼女の命を救うことに尽力する。

 その別名だけで、実際は何モノなのかはハッキリしなかったが、下から襲い来るモノは彼女の姿らしきモノ。

 色々作戦を立て、女性を救おうとするのだが、なかなかうまくいかない。
 何度も挑戦するが、負傷したりする。
 
 更に数時間前の自分を傷つけたり、殺したりすると、現在の自分も傷ついたり、死んでしまう。

 果たして、彼らは民間人を殺そうとする自分たちを阻止し、このタイムワープから逃れることが出来るのか。


 何故に上り続けなければならないのか、殺した女性の正体は何だったのか、というところなど、ハッキリしない部分もあったが、繰り返される状況で様々なことを試みようとする展開は面白かった。

 果たして、ラストはことがうまく進んだのか、これも今ひとつ判り辛かったな。

/5

監督:トム・パットン
出演:レイチェル・ワーレン、サイモン・ミーコック、サマンサ・シュニッツラー
   ベントレー・カル、トビー・オズモンド、シェイン・ワード
於:ヒューマントラストシネマ渋谷

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