CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

19-019「トゥ・ヘル」(アメリカ)

2019年01月21日 01時19分06秒 | アメリカ映画
拳銃を撃つのじゃダメなのか
 妻メアリーと幼い娘の事故死から立ち直れないでいるトラック運転手のジョー。
 ある日、生者と死者の世界を行き来できるというジュリーと出会った彼は、バイク事故で昏睡状態に陥ったジュリーの一人娘ビリーを救うために手を貸すことに。無事目を覚ましたビリーだったが、彼女の体に乗り移ったのはメアリーの魂だった。
 死者の世界からジョーのもとへ戻ってきたメアリーに翻弄され続けるジョーとジュリー。
 彼女はなぜ戻ってきたのか。そして、彼女がこの世でやり残したこととは。(「KINENOTE」より)


 死んだ妻の魂が、バイク事故に遭った一人の女性に乗り移ったため、翻弄されることになるその母親と一人の男の運命を描いたスピリチュアル・スリラー。

 一人娘のビリーが事故に遭い、意識不明だという女性、ジュリーと偶然出遭ったジョーは、彼女の手助けをする。

 ジュリーは、生者と死者の世界を行き来できるという能力があるが、その方法は誰かに首を絞めてもらうこと。

 ジョーに首を絞めてもらい、死者の世界へ行って、ビリーの魂を呼び戻し、無事ビリーは目を覚ますのだが、実はビリーの体には、ジョーの亡き妻、メアリーの魂が乗り移っていた。

 ジュリーと仲睦まじくなっていくジョーであるが、ビリーもジョーを誘うように迫ってくる。
 
 最初は信じられなかったジョーであるが、一緒に亡くなった娘の名前まで口にし、混乱しながらも信用するジョー。

 そして、メアリーの魂が乗り移ったビリーと関係を持ち、更に二人で逃げ出そうと持ちかけられる。

 果たして、二人の行き着く先とは。


 ジュリーと仲睦まじくなったかと思うと、メアリーの魂が乗り移ったビリーに誘われ、翻弄されるジョー。

 ジョーを演じたのは、ニコラス・ケイジ。
 ビリーに誘われ、戸惑う様子や、メアリーだと判り、狂喜する様子など、相変わらずコミカル風味の演技を見せてくれ、果たしてこのスリラーがどういう方向に向かっていくのか、気になってくる。

 これからずっと一緒にいるという結末はこうなるしかないのかな。

 クライマックスは意外とアッサリした展開、決着だったかな。

/5

監督:マリア・プレラ
出演:ニコラス・ケイジ、フランカ・ポテンテ、ペネロペ・ミッチェル、ギャレット・クレイトン
於:ヒューマントラストシネマ渋谷

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