CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

21-041「樹海村」(日本)

2021年02月22日 22時56分11秒 | 日本映画
祓えなくて申し訳ない
 かつて人々を恐怖に陥れた強力な呪いは、樹海の奥深くに封印された。それから13年後、封印されたはずの呪いが復活し、天沢家の姉妹、響と鳴に忍び寄る。
 そして樹海でも、謎の行方不明事件が次々と発生し始めるのだったが。(「allcinema」より)


 「呪怨」の清水崇の「犬鳴村」に続くシリーズ第2弾。

 これまで何度となく題材に挙げられたことのある富士の青木ヶ原樹海をテーマとしたサスペンス・ホラー。

 自殺の名所として名高い富士の樹海であるが、実はそこに呪われた村が存在し、それが周辺の人々に呪いと恐怖をもたらすという話。

 恐らく樹海近くに住んでいるのであろう、天沢響、鳴の姉妹。
 妹の鳴はかなり内向的で、精神を多少病んでいるのか、それとも不思議な能力を持っているのか図り辛い。

 そんな二人の友人が結婚し、新居に住むことになったのだが、その家の地下から怪しげな箱が見つかる。

 それ以降、周囲で不可思議な事件が発生し、やがて友人たちが一人一人犠牲となっていく。

 怪しげな箱と伝説となっている樹海村にまつわる謎と恐怖が描かれ、そこに姉妹が巻き込まれ、更に13年前に亡くなった姉妹の母親が絡んでくる。

 恐怖を煽ってくるようなシーンも多く、次に何が起こるのかとドキドキさせられるが、怖さというよりも謎を明かしていくような展開が興味深かった。

 この人も死亡フラグが立つのか、と意外なところもあり、果たしてどのように姉妹がこの呪いから逃れるのかも気になるところ。

 監督らしい、異形のモノたちが襲ってくるシーンもあったが、やや恐怖感は低めではあったかな。

 結局、完全には謎、呪いは解き明かされないんだろうな。

 途中、病院のシーンで、唸る少年がチラリと出ていたが、「犬鳴村」に出ていた少年かな。

/5

監督:清水崇
出演:山田杏奈、山口まゆ、神尾楓珠、倉悠貴、工藤遥、大谷凛香、山下リオ
   塚地武雅、黒沢あすか、高橋和也、安達祐実、原日出子、國村隼
於:TOHOシネマズ池袋

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