CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

21-040「劇場版 打姫オバカミーコ」(日本)

2021年02月21日 22時23分44秒 | 日本映画
リャンメンは幸せの形ですね
 “なぜこんな腕前でプロになれたのか?”周囲も呆れるJMP女流リーグの雀士、丘葉未唯子は、JMPのAリーグプロとして活躍した波溜晴への弟子入りを決意する。
 波溜は、かつてライバルの我鷹愁を破って風王位にまで昇りつめた男。だが、彼の麻雀熱の高まりに反比例するように夫婦関係が冷え込み、妻と離婚したことが心の傷となり、風王位を捨て、今や引退していた。
 麻雀との決別を誓っていた波溜は、未唯子の弟子入りを一度は断るが、やがてかつての情熱を取り戻そうと翻意。規定により、JMP所属のプロは同じJMP所属のプロへの弟子入りしか認められていないため、波溜は今やJMPの実質的権力者となった我鷹に復帰を願い出る。ところが、出された条件は最下部のD2リーグへの所属であった。
 元風王位にとっては屈辱的だったが、未唯子のため、波溜はこれを受け入れる。(「KINENOTE」より)


 元々、配信用のドラマであったものを劇場公開用として再編集されたものらしい。

 麻雀を題材にした作品ではあるが、自分としては、いつものごとく麻雀もやらず、詳しいルールも判っておらず、とりあえず勝負の展開を楽しむというところかな。

 天然キャラで、腕は今一つの女流雀士、丘場未唯子を演じるのは、SKE48の須田亜香里。
 そして未唯子が師事することになるプロ雀士、波溜晴を演じるのは、実際にプロ雀士でもある萩原聖人。

 未唯子が波溜の指導を仰ぎながら、最弱の雀士から勝ち上がっていく姿を描き、一度はある理由から麻雀を辞めようと思っていた波溜も未唯子の頑張りを見て、再出発しようとする姿が描かれる。

 一応、波溜による簡単な麻雀の戦い方の解説もあったりするが、麻雀やらない人間にとっては、掴み辛い。

 未唯子が女流リーグ戦に挑む展開と、未唯子と波溜がペアを組み、ライバルにもなる我鷹と馬杉寧夏との対決が描かれる。

 未唯子はどうやら波溜に恋もしているようで、恋と戦い、そこで成長していく女流雀士というところ。

 麻雀の戦いにおいては、それ程事細かに描かれておらず、やや緊迫感も弱めだったかなという印象。
 まあ、ドラマをかなり端折ってるんだから、しょうがないのかなとは思うが、話の流れは途切れているという印象はなかったな。

 麻雀好きが観ても、楽しめるのかは判らないが、一種のスポ根モノ、青春モノとして楽しめるというところかな。

 ラストは、そこで終わるのかという感じであったな。

/5

監督:松田圭太
出演:須田亜香里、萩原聖人、百合沙、小田あさ美、日比美思
   片山まさゆき、逢澤みちる、天木じゅん、じゃい、内山信二、波岡一喜
於:池袋シネマ・ロサ

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