CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

19-086「翔んで埼玉」(日本)

2019年04月08日 00時24分50秒 | 日本映画
春日部に家を建てよう
 埼玉県民は東京都民からひどい差別を受けており、東京へ入るのにも通行手形が必要で、手形がなければ即強制送還という屈辱の日々を送っていた。東京の超名門校・白鵬堂学院でも、都知事の息子で生徒会長の壇ノ浦百美によって埼玉県人は容赦ない迫害にあっていた。
 そんなある日、アメリカからの帰国子女・麻実麗が転校してくる。容姿端麗で洗練された立ち居振る舞いの彼だったが、実は隠れ埼玉県人で、埼玉解放戦線のメンバーだった。
 しかし、そんな麗にいつしか心惹かれてしまった百美は、正体がバレて追われる身となった麗と行動を共にしていくのだったが。(「allcinema」より)


 埼玉県が徹底的に虐げられる様を描いたコミックを実写映画化した作品。

 似たような作品で「お前はまだグンマを知らない」があったな。

 大ヒットを記録しているようで、特に埼玉では観客数が№1だとか。

 ちょうど埼玉に用事があり、そのついでに鑑賞。

 埼玉で映画を観るのは初めてだったかもしれないな。


 東京都民から徹底的に虐げられる埼玉県人は、通行手形がないと強制送還される始末。

 超名門校の白鵬堂学院の生徒会長で、東京都知事の息子、壇ノ浦百美も埼玉県人に容赦ない差別をしていた。

 そんな中で、容姿端麗、都会的センスに溢れた麻実麗が転校してくるが、実は埼玉県人で埼玉解放戦線のメンバーである麗。

 麻実麗に心惹かれる百美は、麗が埼玉県人であることを知っても彼と行動し、やがて埼玉県人の通行手形撤廃のため、共に活動する。


 埼玉県を馬鹿にするような言動の多い話ではあるが、ちょっと自虐的なネタも多い。

 そして埼玉のみならず、千葉との戦いも描いている。

 埼玉のイメージで笑わせる部分も多いが、埼玉の詳細を知らねば判らない笑いも多かったかな。

 埼玉のみならず、千葉に茨城、群馬もディスる内容が繰り広げられるが、それも笑い。

 細かいネタも笑えるものが多く、出身者対決には感心させられると共に笑わせてもらったな。
 
 千葉解放戦線を率いる阿久津翔の父親が、写真だけではあったが、ジャガーさんというのも笑えたな。


 そんな虐げられる埼玉県人への笑いと、埼玉愛を鼓舞するような戦いの展開。

 まあ埼玉のみならず、東京も含めてのディスり映画で、非常に笑わせてくれる作品。

 面白かった。

/5

監督:武内英樹
出演:二階堂ふみ、GACKT、伊勢谷友介、ブラザートム、麻生久美子、島崎遥香、成田凌
   中尾彬、間宮祥太朗、加藤諒、益若つばさ、武田久美子、麿赤兒、竹中直人、京本政樹
於:ユナイテッドシネマわかば

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