CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

20-080「ドミノ 復讐の咆哮」(デンマーク・フランス・イタリア・ベルギー・オランダ)

2020年03月01日 21時44分47秒 | デンマーク映画
殉教と自殺は違う
 デンマークのコペンハーゲン。パトロール中の刑事クリスチャンとラースは殺人事件に遭遇し、容疑者の男タルジを拘束する。しかし一瞬の隙をつかれてラースが重傷を負い、逃走したタルジは謎の男たちに連れ去られる事態に。
 上司から謹慎を言い渡されたクリスチャンだったが、それを無視して同僚の女刑事アレックスとともにタルジの行方を追う。
 やがて事件は米国CIAやISISが絡む国際的な陰謀へと発展していくのだったが。(「allcinema」より)


 今でも「スカーフェイス」「アンタッチャブル」のと言われてしまうブライアン・デ・パルマ監督の最新作。

 「パッション」以来の監督作か。

 
 コペンハーゲンの刑事、クリスチャンと相棒のラースは殺人事件に遭遇し、容疑者を確保する。
 しかし、隙を突かれ、容疑者であるタルジにラースが襲われ、逃してしまう。

 しかも、そのタルジは謎の男たちに連れ去られてしまう。

 拳銃を忘れたことによって、ラースに重傷を負わせる結果となったクリスチャンは、謹慎を言い渡されるが、それを無視して同僚の女性刑事、アレックスと共にタルジの行方を追う。

 そして2人は思わぬ国際的テロと陰謀に突き当たることとなる。


 タルジはCIAによって家族を人質に取られ、1人のテロリストを追うことになる。
 その相手はタルジの復讐の相手でもある。

 そんなタルジを追うクリスチャンとアレックスは、タルジとテロリストの繋がりを知り、テロリストの動向を探りながら、タルジも追う。

 途中テロリストが仕掛けるテロの様子が映し出されるが、国際映画祭のレッド・カーペットで銃を乱射させ、最後には自爆させるというもの。

 映画の中とはいえ、思い切ったシーンだったなという印象。

 クリスチャンは相棒が重傷を負わされたということで、タルジをしゃかりきに追うが、アレックスも何かしらの想いがあってタルジを追っている模様。

 その理由が途中で明かされ、それはクリスチャンも思ってもいなかったような理由。

 そんな刑事たちとCIA、犯人にテロリストが絡んで、国際的な事件へと発展していく展開。

 ブライアン・デ・パルマらしい緊迫した映像も随所に見られたが、話としてはオーソドックスなサスペンス・アクションだったかな。

 しかし、ラストは意外と言えば、意外な決着だったな。

/5

監督:ブライマン・デ・パルマ
出演:ニコライ・コスター=ワルドー、カリス・ファン・ハウテン
   ガイ・ピアース、モハメド・アザーイ、ソーレン・マリン
於:シネマート新宿

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