CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

19-167「無双の鉄拳」(韓国)

2019年07月13日 01時17分14秒 | 韓国映画
キングは凄いんだ
 かつて裏社会で“雄牛”と呼ばれ、一度キレたら誰にも止められないと恐れられた男ドンチョル。今はすっかり足を洗い、美しい妻ジスと穏やかな生活を送っていた。
 そんなある日、最愛のジスが何者かに誘拐されてしまう。
 警察もアテにならないと悟ったドンチョルは、激しい怒りとともに、誘拐犯めがけて突き進んでいくのだったが。(「allcinema」より)


 「神と共に 第二章:因と縁」のマ・ドンソク主演のバイオレンス・アクション。

 妻を誘拐された男が、その妻を取り返すため、自ら調査し、救出に向かうという展開。


 市場で働くドンチョルは、その見かけに対し、お人好しなのか、すぐに騙されてしまう。

 そんなドンチョルに呆れながらも支える妻のジスが、ある夜何者かに誘拐されてしまう。

 しかも、相手は身代金を要求するどころか、逆に大金をドンチョルに渡し、妻のことを忘れろと言ってくる。

 最初は警察に頼んでいたドンチョルであったが、捜査が進展しない中、仕事仲間と探偵とで犯人を捜し始める。

 ドンチョルは、実はかつて〝雄牛〟と呼ばれ、恐れられた男。

 人当たりの良さそうな感じであったが、妻を助けるために、ついにその拳を振るう。

 怒りを爆発させ、ドンチョルが拳を振るうところは爽快感があったな。

 しかし、犯人も一筋縄ではいかない狂気の持ち主。

 妻を取り戻すため猪突猛進という感じのドンチョルであるが、そんな犯人に戸惑うシーンも。

 それでもハードな肉弾戦は見応えのあるもの。

 そんなハードさの中にも随所に笑いを織り交ぜるところは韓国映画らしい。

 果たして、ドンチョルは犯人を打ち倒し、妻を無事取り戻すことが出来るのか。


 かつては裏社会を恐れさせ、今は穏やかに暮らしていた男が妻を奪われ、再び怒りのため拳を振るう。

 オーソドックスな展開ではあるが、ハードな肉弾戦とちょっとした笑いで楽しませてくれる作品であった。

/5

監督:キム・ミンホ
出演:マ・ドンソク、ソン・ジヒョ、キム・ソンオ、キム・ミンジェ、パク・ジファン
於:シネマート新宿

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