CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

20-110「PMC ザ・バンカー」(韓国)

2020年05月01日 11時50分46秒 | 韓国映画
人を助けるのに理由なんてないだろ
 韓国特殊部隊出身で、民間軍事会社(=PMC)の傭兵として活躍するエイハブ。米CIAの依頼を受け、多国籍傭兵チームの隊長として極秘ミッションに当たることに。
 その作戦とは、軍事境界線の地下30メートルにある要塞(バンカー)で北朝鮮の要人を拉致せよ、というもの。彼らの能力をもってすれば10分で終わるはずだった。
 しかし、そこで思わぬ問題が発生し、各国の思惑が入り乱れた巨大な陰謀の前に、バンカー内で絶体絶命の窮地に陥ってしまうエイハブたちだったが。(「allcinema」より)


 北朝鮮との軍事境界線近くで、亡命を希望する北朝鮮要人の救出を請け負ったエイハブ率いる傭兵集団。

 しかし、その場に北朝鮮の最高指導者、キングの姿を確認し、作戦を変更する。

 10分で終わるはずの作戦であったが、そこには罠が仕掛けられており、敵国側の傭兵たちが攻め込んでくる。

 わずかな人数しかいないエイハブたちは窮地に追い込まれることとなる。


 舞台となるのは、地下に張り巡らされている地下要塞(バンカー)。

 限られた場所に閉じ込められ、攻められる形となるエイハブたち。
 命の危機に加え、世間ではエイハブたちがキングの暗殺者であるというニュースがすでに流され、生き残っても地獄が待っている。

 切り抜ける唯一の条件は、キングを生かしたまま一緒に脱出すること。
 しかし、キングは仲間の裏切りにより瀕死の重傷を負う。

 敵の襲撃の中、キングの延命処置もしなければならないエイハブたち。

 果たして、エイハブたちは生き残ることが出来るのか、そして彼らを嵌めたのは誰なのか。

 緊迫した状況で展開していく話。

 映像は、傭兵たちが身に付けているカメラの映像や、ボール型のドローンで映し出される映像がメインで綴られる。
 
 戦闘シーンはそんな映像で綴られるので、臨場感もあり、緊迫感が増していく。

 北朝鮮の医師と手を組んで、キングを延命させながら、敵の襲撃を逃れようとするエイハブ。

 ミリタリー・アクションとしては緊迫感もあり、面白かったが、裏に巡らされていたと思われる陰謀に関しては、もうちょっとハッキリさせて欲しかったかなという印象で終わったな。

/5

監督:キム・ビョンウ
出演:ハ・ジョンウ、イ・ソンギュン、ジェニファー・イーリー
   ケヴィン・デュランド、マリク・ヨバ、スペンサー・ダニエルズ
於:シネマート新宿

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