CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

24-323「パプリカ」(日本)

2024年10月23日 00時22分39秒 | 日本映画

続きはどうするんだ

 表の顔は精神医療研究所に勤めるセラピー機器の研究者、裏の顔は“パプリカ”というコードネームを持つセラピスト千葉敦子は他人の夢をスキャンすることが出来るというセラピー機器“DCミニ”を使い、日々患者の迷える心をケアしていた。

 だがある日、その“DCミニ”が何者かによって盗まれてしまう。(「作品資料」より)

 

 「PERFECT BLUE パーフェクトブルー」「千年女優」の今敏監督2006年製作のアニメ。

 〝今敏 生誕祭〟という特集上映でリバイバル公開され、鑑賞。

 初公開時にも鑑賞はしているが。

 精神医療研究所に勤める千葉敦子。

 研究所で開発されたセラピー機器〝DCミニ〟を使用し、〝パプリカ〟と名乗り、患者の心のケアをしている。

 そのDCミニが盗まれるという事件が発生し、やがて夢が他人に乗っ取られるという事件が続発する。

 今作は夢を取り扱っているが、夢とも現ともつかぬ状況が繰り広げられるのは、先に鑑賞した作品と近しいものがあるな。

 更に夢らしい賑やかで混乱した風景も描かれている。

 夢を乗っ取られることにより、その夢に導かれ、自らの思考を無くし、そのまま死への行動を取ってしまう者まで出る。

 果たして、千葉敦子、パプリカはその犯人を突き止め、止めることが出来るのか。

 話と映像は興味深く、面白い。

 ただ理解するのが難しかったかな。

 夢から現実、あるいはまた夢へと移動していく展開は目まぐるしく、疾走感もある。

 その世界観は楽しめる作品であり、音楽も合っていたな。

/5

監督:今敏

声の出演:林原めぐみ、江守徹、堀勝之祐、古谷徹、大塚明夫、山寺宏一、田中秀幸、筒井康隆、今敏

於:池袋HUMAX CINEMAS


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