どんな未来でも生きろ
一握りの限られた人のみが入ることを許される、人類最後の希望の都市といわれる「ユートピア」。そこにそびえ立つ研究タワーでは、ゴーレムウィルスに対するワクチン開発の研究が進められていた。
そこでは、間宮響と小笠原来美との間に生まれ、ゴーレムウィルスの抗体を持った来美の血を引くミライが、抗体ワクチン用の研究材料として捕らえられていた。
響はミライを救うため、5人の男たちとともに研究タワーを登ろうとするが、そこには想像を絶する数々の試練が待ち受けていた。(「作品資料」より)
噛まれると化け物になってしまう〝ゴーレムウィルス〟によって崩壊してしまった世界で、未来を取り戻そうとする者たちの戦いを描いたサバイバル・アクション。
TVと配信で放映されていたドラマの劇場版であるが、ドラマは未見であったし、内容も知らなかったな。
いわゆるゾンビものである。
ゴーレムウィルスに侵された者たちがうようよする中、あるタワーに富裕者や研究者たちが集まり、ワクチンの研究をしている。
そのワクチン開発に〝奇跡の子供〟と呼ばれる子供が関わっている。
間宮響は、その子供、自分の娘である未来を取り戻すため、タワーに侵入し、ワクチン開発のためには非道なこともする人間たちと戦う。
これまでのゾンビ作品、SF作品で観たような話の展開だったかなという感じはする。
響以外にも、様々な思惑を持った者たちが一緒にタワーに侵入する。
それは響にとって味方となるのか、敵となるのか。
話の展開としては、面白く、興味深いものだった。
果たして、響は未来を取り戻せるのか、それはどのような方法で。
タワーに入る3人のマスクとマント姿の者たちの顛末もなるほどと納得させられたな。
ラストに〝お前たちは別のタワーに行け〟という台詞があり、続編あるのかと思ったら、誰かがそれに繋がるドラマを観ていると言っていた。
別エピソードが進行中なんだな。
/5
監督:菅原伸太郎
出演:竹内涼真、高橋文哉、堀田真由、板垣李光人、窪塚愛流、橘優輝、吉柳咲良、須賀健太、味方良介、黒羽麻璃央、吉田鋼太郎
於:TOHOシネマズ池袋
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