CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

20-128「ザ・スパイ ゴースト・エージェント」(ロシア)

2020年07月07日 10時34分45秒 | ロシア映画
ポーランド経由でロシアへ。ヒトラーと同じね
 ロシア対外情報庁(SVR)が創設したスパイ養成学校「ユース」では、優秀な若者を潜入スパイ「スリーパー」として訓練する極秘計画が進められていたが、創設者のロダン大佐の死により計画は凍結される。
 15年後、元スパイのアンドレイは、死んだはずの父ロダン大佐からのメッセージで、何者かがユース出身のエージェントを狙っているということを知る。敵の狙いは、「ユース」の極秘パスワードで、それを使えば世界各国の中枢に潜入したスリーパーたちが目覚め、テロ活動を開始するのだ。
 アンドレイは陰謀を阻止するため、かつての仲間のマーシャとともに敵の正体を探るが。(「作品資料」より)


 ロシア対外情報庁が組織したスパイ養成学校〝ユース〟
 しかし、創設者であるロダン大佐の死去によって、スパイたちの行方も知れずにいた。

 15年後、ロダン大佐の息子、アンドレイの元へ死んだはずの父から電話がかかる。
 その直後、アンドレイは何者かに襲撃される。

 襲撃した相手を探ると共に、果たして父が本当に生きているのか探るため、同じ養成学校で育ったマーシャと共にロシアへと向かうアンドレイ。

 そんな2人を狙う者たち。

 アンドレイとマーシャは襲撃されるのだが、その襲撃者を襲う者たちも現れる。

 アンドレイはスパイ養成学校にいたと言えども、どうも落ちこぼれっぽかったらしく、その対処はお世辞にも華麗と言えるものでもないし、肉弾戦もちょっと弱そう。

 逆にマーシャの戦いっぷりは、流麗で力強いものだったな。

 ロシア対外情報庁が暗躍しているのかと思われる中、思わぬ人物の裏切りが発覚するという展開。

 そして黒幕が狙っているものが明らかになった時、その存在が在り処も明らかとなる。

 ちょっと込み入った展開で、判り辛いかなと思う部分もあったが、謎に迫っていく展開、そして実際に起こったことの裏にある駆け引きなど、興味深い展開の作品ではあったな。

 主人公のアンドレイは、アクション面は弱かったが、記憶力だけは抜群のようで、最後にそれが生かされる。

 アンドレイを演じたアレクサンドル・ペトロフ。
 見たことあるなと思っていたら、「T-34 レジェンド・オブ・ウォー」「魔界探偵ゴーゴリ 暗黒の騎士と生け贄の美女たち」で主役を演じていた俳優であった。

 ロシアの人気俳優ということなのかな。

/5

監督:カレン・オガネスヤン
出演:アレクサンドル・ペトロフ、スヴェトラーナ・コドチェンコワ
   ウラジミール・マシコフ、コンスタチン・ラヴロネンコ、マリナ・ペトレンコ
於:ヒューマントラストシネマ渋谷

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