CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

23-285「ザ・ドライバー」(アメリカ)

2023年10月29日 21時44分26秒 | アメリカ映画
警察が銀行強盗を計画するなんて
 ギャングや強盗の逃走を請負うプロの逃がし屋“ドライバー”。彼の巧みなドライブテクニックにかかれば、ベテラン警察官のパトカーさえも追いつくことはできない。
 そんなドライバーの逮捕に執念を燃やし、執拗に追い続ける“ディテクティブ”(刑事)がいた。ディテクティブはドライバーを罠をかけるべく、強盗と取引をする。
 それに気付いたドライバーは逃走を図ろうとするが、そこに“プレイヤー”(賭博師)という美女ギャンブラーが現れ。(「作品資料」より)


 1978年製作、日本でも同年公開されたカー・アクション。

 4Kレストア版としてリバイバル公開されたものを鑑賞。

 そのドライビング技術で、逃走専門のドライバーとして仕事を請け負う男。

 名前は明かされず、ドライバーと呼ばれていたな。

 最近でいうと「トランスポーター」の主人公と同じか。

 そんなドライバーを捕まえるため、刑事は罠を仕掛けようとする。

 それは、銀行強盗をさせ、逃走をそのドライバーに任せ、指定の場所で捕らえようとするもの。

 クライマックスは、ドライバーがその企みを知り、最後に一泡吹かせる展開かと思ったが、そうではなかったな。

 銀行強盗は実行され、ドライバーも仕事をこなすが、悪党がそんなに簡単に警察の言うとおりにはしないだろうという
展開になる。

 クライマックスは、銀行強盗の仲間とドライバーがカー・チェイスを繰り広げながら、決着をつける。

 ラストは思わぬ顛末で締められる。

 ドライバーは冷静沈着に車を操り、追いすがるパトカーを蹴ちらせていく。

 リアルな走行シーンでのカー・アクションが繰り広げられ、近年のド派手なカー・アクションとは違った趣で楽しめる。

 ドライバーの顔を見ていながら、警察の面通しでは、否定をするプレイヤーの女性。

 ドライバーとどのような関係になっていくのかも興味深かったが、それも含めてラストはちょっとアッサリしたものだったな。

 ストーリーはやや弱めだったが、本格的なカー・アクションとドライバー自身のクールにことを進めていく雰囲気が楽しめる一本であった。

/5

監督:ウォルター・ヒル
出演:ライアン・オニール、ブルース・ダーン、イザベル・アジャーニ、ロニー・ブレイクリー、ジョセフ・ウォルシュ、ルディ・ラモス、ウィル・ウォーカー、マット・クラーク、フェリス・オーランディ、ニック・ディミトリ、ボブ・マイナー
於:シネマート新宿

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