CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

20-205「透明人間」(アメリカ)

2020年12月27日 17時35分25秒 | アメリカ映画
サプライズじゃない
 富豪で天才科学者の恋人エイドリアンの度を越した束縛に恐怖を抱き苦悩を深めるセシリア。
 ある夜、ついに彼の豪邸からの脱出に成功した彼女は、妹の恋人の家に身を隠す。やがて、失意のエイドリアンが手首を切って自殺し、莫大な財産の一部がセシリアに残されたとの知らせを受ける。
 ようやく安堵したのも束の間、そんな彼女の周りで不可解な現象が起こり始め、次第に死んだはずのエイドリアンの存在を確信し始めるセシリアだったが。(「allcinema」より)


 ピンク・レディも歌っていた、これまで何度も映画化もされたクラシック・キャラクターを、「SAW」シリーズの脚本や「インシディアス [序章]」で監督にもあたったリー・ワネルが映画化した作品。

 恋人であるエイドリアンからの異常なほどの束縛から逃げたセシリア。
 セシリアが逃げたことによるショックで自殺したエイドリアン。

 ホッとしたのも束の間、セシリアの周囲で奇妙なことが起こり、やがて見えない何かに怯え、命の危険さえも感じるようになる。

 いわゆるクラシックなホラー、怪物を題材としているので、基調に流れるものは同じ。

 美女が見えない何かに襲われ、恐怖に怯える。

 セシリア自身のみならず、周囲の人まで犠牲となり、セシリアは見えない何かに襲われていると訴えるが、もちろんなかなかそれを信じる人はいない。

 恐怖に怯える中、見えない何かと対峙する決意を固めるセシリア。

 果たして、見えない何かは、死んだはずのエイドリアンが関わっているのか、そしてセシリアの運命はどうなるのか。

 古典ホラーの基調で展開していく話ではあったが、見えない何かに関する事実などは、いかにも現代的であったな。

 ホラーとしての怖さよりも、何となくSFっぽい感じがしなくもなかったな。

/5

監督:リー・ワネル
出演:エリザベス・モス、オルディス・ホッジ、ストーム・リード
   オリヴァー・ジャクソン=コーエン、ハリエット・ダイアー、マイケル・ドーマン
於:TOHOシネマズ池袋

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