CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

24-376「ドリーム・シナリオ」(アメリカ)

2024年12月14日 01時07分23秒 | アメリカ映画

最近わたしの夢をみた?

 大学教授のポール・マシューズは、ごく普通の生活を送っていた。

 ある日、何百万人もの夢の中にポールが一斉に現れたことから、彼は一躍有名人となる。メディアからも注目を集め、夢だった本の出版まで持ちかけられて有頂天のポールだったが、ある日を境に夢の中のポールがさまざまな悪事を働くようになり、現実世界のポールまで大炎上してしまう。

 自分自身は何もしていないのに人気絶頂を迎えたかと思えば、一転して嫌われ者になったポールだったが。(「作品資料」より)

 

 先に、その男を夢で見たら死ぬという「THIS MAN」という作品を見たが、本作も何百万もの人がその男を夢で見るという話。

 本作でのその男は、実在する男で、大学教授のポール・マシューズ。

 少し風采の上がらない感じの男であり、思い通りに行動できないところもある。

 そんなマシューズが、多くの人の夢に現れるようになり一躍人気者になっていく。

 よせばいいのにテレビまで出て、念願の本まで出版できそうだと大喜び。

 しかし、ある日を境に夢の中のポールが悪事を働くようになり、現実のポールも炎上していく。

 自分ではどうしようもないことで、不特定多数から人気者になったり、嫌がられたりする。

 不条理な話であるが、夢でなくてもちょっとした画像、映像で人気者になったり炎上したりする現実に当てているのかな。

 ポールは夢のせいで周囲の人から避けられ、レストランからは追い出され、娘の学校の演劇も観に行けなくなる。

 そんな理不尽な扱いを受けることになってしまうが、果たしてポールの運命はどうなるのか。

 同情してしまいそうな話であり、面白い設定の話だったな。

 ラストは切ない幕切れだった。

/5

監督:クリストファー・ポルグリ

出演:ニコラス・ケイジ、リリー・バード、ジュリアンヌ・ニコルソン、ジェシカ・クレメント、マイケル・セラ、ティム・メドウス、ディラン・ゲルラ、ディラン・ベイカー

於:グランドシネマサンシャイン池袋


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