CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

22-291「ブラックナイトパレード」(日本)

2022年12月31日 15時31分24秒 | 日本映画
これで夜景ではなくなる
 受験も就職活動も失敗し、恋人もいない冴えない男・日野三春は、コンビニで3年間アルバイトをしている。
 世間がクリスマスムードに盛り上がるある日、黒いサンタ服を着た男が突然現れ、「今日から正社員だ」と言って、三春を無理やり北極へと連れ去ってしまう。そこには「サンタクロースハウス」という会社があった。世界中の子どもたちにプレゼントを配るというサンタクロースの激務をこなすことになった三春。
 しかし、その会社にはある秘密があり。(「作品資料」より)


 突然、謎のサンタ服の男に連れ去られ、〝サンタクロースハウス〟という会社で働くこととなってしまう日野三春。

 最初は、突然のことに驚き、逃げ出そうとするのだが、その会社は北極にあり、逃げることもできず、泣く泣く働くこととなる。

 しかも、そこではブラックサンタという悪い子にがっかりするプレゼントを配る仕事をすることになるのだが、いい子にプレゼントを配る赤いサンタはいないと言う。

 北条志乃や古平鉄平、更にコンビニで働いていた時の後輩、田中カイザーまでも一緒に働く中で、トナカイという実際にプレゼントを配る花形なる役に挑戦することにする三春。

 そんな三春の挑戦だけを描くのかと思ったら、赤いサンタになりそうなものを殺そうとするモノが登場し、三春たちに襲い来るという展開。

 三春は子供の頃に父親を亡くし、いい子で過ごしていたが、なかなか思うような人生を歩めずにいた。

 就職はうまくいかず、コンビニのポーソン練馬北口店で3年も働いていた。

 やがて、サンタクロースハウスで幾多の試練を乗り越えていくうち、子供の頃のこと、そして父親のことを思い出していく。

 全体的には、サンタクロースというファンタジックな題材にブラックな笑いを満載とし、更に命からがらの展開もあるというダークファンタジー・コメディ。

 笑わされることも多いが、ホロリとさせられるシーンもあったりして、楽しめるエンターテインメントである。

 一応話の決着を見るが、謎はまだまだ残されているようで、本作も続編を考えているような結末であったな。

/5

監督:福田雄一
出演:吉沢亮、橋本環奈、中川大志、渡邊圭祐、若月佑美、藤井美菜、山田裕貴、佐藤二朗、玉木宏
於:TOHOシネマズ池袋

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 22-290「THE FIRST... | トップ | 22-292「ハッピーニューイヤ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日本映画」カテゴリの最新記事