CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

23-034「バイオレント・ナイト」(アメリカ)

2023年02月15日 00時41分04秒 | アメリカ映画
バットや火炎瓶を欲しがる子供はいないのか
 物欲主義な子どもたちに嫌気がさして久しく、なにかと疲れ気味のサンタクロースは、それでも体に鞭を打ち、良い子にプレゼントを届けるため、トナカイの引くソリに乗ってクリスマスイブの空を駆け回っていた。
 とある富豪一家の豪邸に降り立ち、煙突から中へ入ったサンタは、金庫にある3億ドルの現金を強奪しようと邸内に潜入していた悪党のスクルージー一味と鉢合わせてしまう。見なかったことにしてその場を去ろうとするも、すぐさま大騒動に発展。
 子どもたちにプレゼントを届ける能力はあっても戦闘能力はゼロのサンタが、武装集団を相手に孤軍奮闘する。(「作品資料」より)


 少しお疲れで、厭世気味のサンタクロース。

 プレゼントを配るためトナカイの引くソリに乗って空を飛び回っている。

 ある富豪の屋敷にプレゼントを届けに来た時、その屋敷の金を奪おうと武装集団が屋敷に侵入し、住人たちを捕らえる。

 サンタはすぐその場から逃げようと考えるが、小さな女の子が脅えるのを見て、仕方なく武装集団に立ち向かう。

 サンタクロースが武装集団と戦いを繰り広げるというファンタジー・アクション。

 サンタということで、特別な力を持って、敵をなぎ倒すかと思ったが、そんな魔法もあるわけなく、戦闘能力もないサンタ。

 傷だらけになりながらも、何とか相手にしていく。

 戦いのシーンは血まみれになる程激しいものが繰り広げられ、凄惨なシーンも随所に見られる。

 サンタというファンタジーな存在がバイオレンスを繰り広げるという展開が面白い。

 1,100年生きているというサンタなので不死身かと思ったが、刺されたり殴られたり、撃たれたりすると傷を負うし、死も近くなる感じ。

 良い子に判定されたガートルードも、「ホーム・アローン」に感化されて、悪者たちに立ち向かっていく。

 バイオレンスであるが、コミカルな要素も多々。

 果たして、サンタは武装集団たちを倒し、ガートルードや家族たちを助け、再びプレゼントを配りにいけるのか。

 サンタのイメージを覆すような話の展開が面白いバイオレンス・アクションであった。

/5

監督:トミー・ウィルコラ
出演:デヴィッド・ハーバー、ジョン・レグイザモ、アレックス・ハッセル、アレクシス・ラウダー
   ビヴァリー・ダンジェロ、リア・ブレイディ、エディ・パターソン、カム・ジガンデイ
於:TOHOシネマズ池袋

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