CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

18-016「溺殺魔 セバスチャン・ドナー」(カナダ)

2018年01月14日 01時30分33秒 | カナダ映画
最後の呼吸が終われば、境界を越えられる
 友人たちと出向いたパーティーで親友のハナから自分の結婚式をスタッフとして手伝って欲しいと頼まれるマディソンだったが、不注意から湖に転落し溺れてしまう。
 この恐ろしい体験がきっかけで、マディソンは1年経っても雨への恐怖でハナの結婚式に参加できないほど、極端な水恐怖症になっていた。怒ったハナは友人たちとともに彼女の水恐怖症を克服させようと心霊療法を行うことに。
 しかしそんな友人たちを、殺人鬼・溺殺魔が襲う。(「KINENOTE」より)


 湖に落ちて溺れかけたため、水恐怖症となったマディソン。
 それは水の近くにいると恐ろしい幻覚を見るようになったためであった。

 そんなマディソンの水恐怖症を克服させようと、友人のハナたちは心霊療法を強行するのだが、それによりマディソンのみならず、ハナたちにも恐怖が迫ることとなる。

 マディソンたちを襲うのは、かつて溺殺魔と呼ばれたセバスチャン・ドナー。
 
 池や風呂のみならず、ちょっとした水溜りからでも姿を現し、マディソンや友人たちを襲っては、引きずり込もうとする。

 驚かされるシーンはあったけれども、怖いと感じる程ではなかったな。

 どちらかと言えば、引きずり込まれて、何が彼女たちの身に起こるのかが興味深かった。

 セバスチャン・ドナーの恐怖が迫るのは、マディソンと友人たちだけで、他の者には見えないし、襲われることもない。

 マディソンたちは、このセバスチャン・ドナーの魔手を何とか遠ざけるため、かつてセバスチャン・ドナーに捕まりながら、唯一生き残った女性の元を訪れる。

 そこで明かされる、マディソンとセバスチャン・ドナーとの驚きの関係。

 セバスチャン・ドナーがマディソンを欲する理由は何となく判ったが、それでは何をしたかったのだろうな。

 クライマックスはかつてセバスチャン・ドナーが女性たちを監禁し、溺死させていた廃屋の地下での戦い。

 まあお決まりのラストだったかな。

 セバスチャン・ドナーがそれ程怖い雰囲気がなかったのが、ちょっと致命傷だったかな。これは霊なのか、それとも実在しているのかも判断つきかねたな。

/5

監督:チャド・アーチボルト
出演:ミッチェル・マイレット、キャロライン・パーマー、ジェンマ・バード・マセソン
    シドニー・コンドルーズ、クレア・バステーブル、ライアン・バレット
於:ヒューマントラストシネマ渋谷

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