CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

23-042「Sin Clock」(日本)

2023年02月23日 00時22分27秒 | 日本映画
意味のある偶然や
 理不尽な理由で会社をクビになり、妻子からも別れを突きつけられた高木は、タクシー運転手として働きながら冴えない毎日を過ごしていた。
 そんなある日、タクシーに乗せた政治家・大谷が、数億円もの価値を持つ幻の絵画につながる手がかりを漏らす。高木は驚異的な記憶力を持つ番場や裏社会に通じる賭博狂の坂口ら、「3」という数字に奇妙な共通点を持つ同僚たちと手を組んで絵画強奪計画に乗り出す。
 しかし想定外の出来事が連鎖し、事態は思わぬ方向へと転がっていく。(「作品資料」より)


 どん底の日々を送るタクシー運転手の3人が、人生一発逆転をかけて高級絵画強奪に挑むクライム・サスペンス。

 窪塚洋介が18年ぶりに邦画長編単独主演に挑む作品。

 窪塚洋介演じる高木は、理不尽な理由で会社を解雇され、今はタクシー運転手をしている。

 序盤は、そんな高木がタクシー運転手をしながら、過去の会社を解雇された様子や、別れた妻との関係や、息子とのままならぬ交流を描いている。

 タクシーを運転していても客からは空気扱い、悪態を吐いてくる客もいる。

 そんなある日、代議士の大谷とその愛人を乗せた時に、高級絵画の話を耳にする高木。

 やがて、同時期に前職をクビになり、同じ誕生日でもある坂口、番場と手を組み、絵画強奪計画を企てる。

 そして完璧だと自負する計画を実行していくが、それは思わぬ展開となっていく。

 どん底の生活から起死回生を狙う男たちの強奪計画。

 ことは完璧に計画されていたと思われたが、思わぬ出来事が起こってしまうというのは、オーソドックスな展開か。

 絵画の売り先である組織の男と一緒にいる時に、急にヒットマンから銃撃を受けるということが起きてしまう。

 何とかその場から逃れ、強奪を実行する高木たち。

 果たして、一発逆転を狙った計画は達成されるのか。

 途中の銃撃だけでなく、最後に思わぬ結果となってしまう。

 まんまと大金をせしめたと思われたが、幸運はそう簡単には手に入らないということなのかな。

 素人にしては、強奪計画はよく考えられていたかな。

 ことの行き着く先が気になるクライム・サスペンスであった。

/5

監督:牧賢治
出演:窪塚洋介、坂口涼太郎、葵揚、橋本マナミ、田丸麻紀、Jin Dogg、長田庄平、般若、藤井誠士、風太郎、螢雪次朗
於:グランドシネマサンシャイン池袋

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