CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

19-186「キラーズ・セッション」(イギリス)

2019年07月26日 00時54分02秒 | イギリス映画
人には殺人は避けられない
 殺人依存症者たちが自身の殺人衝動や体験をグループ内で共有することで犯罪の抑制を目指す極秘グループセッション「キラー・アノニマス」。
 ある夜のセッション中、アメリカ上院議員とその暗殺者が殺された事件に、グループ内の誰かが関わっているという疑惑が持ち上がる。メンバーたちは互いに疑心暗鬼となり、裏切りと暴力の連鎖に陥っていく。
 やがて、「キラー・アノニマス」の本当の目的が明らかになり。(「作品資料」より)


 〝キラー・アノニマス〟と呼ばれる、殺人衝動を抱える者、そして実際に殺人を犯している者たちが集まるセッション。

 ある夜、そんなセッションに集まった者たちが陥る疑惑と混乱を描いたサスペンス・スリラー。

 ロンドンでアメリカ大統領候補議員が狙撃される事件が発生した夜に、キラー・アノニマスに集められた面々。

 その中の誰かが議員を狙撃したのではないかと疑惑が沸く中、セッションが進められる。

 しかし、事態は思わぬ方向に進み、ついにセッションの真の目的が明らかになっていく。

 
 セッションに似つかわしくないアリスという一人の女性が初参加し、他の者たちは訝しげな視線を送る。

 そんな中でセッションが進められていくが、屋根裏でそのセッションを覗く影。

 更に、隣のビルからセッションの様子を伺い、声を聞いている謎の男の存在。

 正直、謎と疑惑をどんどん提起する展開ではあるが、なかなか方向性が掴み辛い話。

 そもそも、隣のビルで様子を伺っている男は、何者で、どんな目的を持っているのか。

 クライマックスにことの真相が明らかになっても、あまり納得感を得られなかったな。

 最後は繰り広げられる殺戮の饗宴。

 ほぼ一室の中で繰り広げられるシチュエーション・サスペンスのような話で、多少の緊迫感は感じられたかな。


 謎の男を演じたのは「ハンターキラー 潜航せよ」等のゲイリー・オールドマンであったが、謎のまま。

 更に、「シン・シティ 復讐の女神」のジェシカ・アルバが宣伝では前面に押し出されているようだが、意外な役柄であったな。

 ちょっと物足りなさの残る作品だったな。

/5

監督:マーティン・オーウェン
出演:ゲイリー・オールドマン、ジェシカ・アルバ、スーキー・ウォーターハウス
   トミー・フラナガン、マイアンナ・バーリング、ライオン・ニコール・ブラウン
於:新宿シネマカリテ

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