CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

21-115「人肉村」(カナダ)

2021年11月07日 00時06分01秒 | カナダ映画
無駄がなければ不足もない
 ドライブ旅行に出かけた男女4人の若者たちが、自然豊かな郊外の一本道を走っていたところ、車が故障して立ち往生してしまう。
 そんな彼らを、森の陰から“獲物”として狙う者たちがいた。近くの村に住むワトソン一家は道に迷った者たちを拉致しては捕獲し、男は食料に、女は繁殖の道具に利用するという、狂気の食人一家だった。
 若者たちはワトソン一家に次々と捕らえられ、監禁されていく。(「作品資料」より)


 邦題は何となく安直な感じがする。
 その邦題から察すると、かなりグロテスクで、人間の肉体を貪り食うような輩がわらわら出てくるのかと思っていたが、案外そこまでではなかったな。

 捕らえられた男は食料とされ、女は繁殖の道具にされるということであるが、直接的な描写はほとんど無し。

 森の中で立ち往生した若者4人が、狂気の一家に狙われ、拉致され、そこから何とか逃げ延びようとする様が描かれる。

 そんなサバイバルの中で、凄惨なシーンもあったりするが、メインとなっている食人までは、ほとんど至らず、それは本当に最後のクライマックスで表される程度。

 捕らえられた若者たちの誰が生き延びるのか、そして狂気の一家がどのような反撃に遭うのかという部分では、意外とも言える展開になるので、そのあたりは面白かった。

 通常のスラッシャー・ホラー、サバイバル・ホラーという所に落ち着く作品だったかな。

/5

監督:エイドリアン・ラングレー
出演:サイモン・フィリップス、マイケル・スワットン、ジュリー・メインヴィル
   アン=キャロライン・ビネット、ジェームズ・ヒックス、フレデリック・ストーム
   ニック・アラン、サマンサ・デ・ベネデ、ブレーク・キャニング、ジョナサン・ラージー
於:池袋シネマ・ロサ

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