かたや弁護士で、おまえは死体か
映画女優を夢見るモンだったが、回ってくるのはエキストラばかり。しかも無駄に演技論にうるさくてスタッフにも煙たがられる始末。
そんな時、いまは落ちぶれてしまったかつてのスター俳優マーとの共演のチャンスが舞い込むが。(「allcinema」より)
「人魚姫」や「西遊記 はじまりのはじまり」シリーズのチャウ・シンチー監督の最新作。
自ら主演した1999年製作の「喜劇王」をリブートした作品。
「喜劇王」は残念ながら未見。
今回の主役は、映画女優になるのが夢である女性、モン。
しかし、その夢を追って、十数年。いまだエキストラになれるかどうかで、演技論が先走ってスタッフから疎まれてしまう。
お世辞にも美人とは言えず、なかなか夢を叶えるのは難しそうな状況。
そんな中、これまたかつての人気俳優で、今は落ち目となっている俳優、マーと共演することになるモン。
その共演が、2人の人生を変えていく。
スタッフや監督らからバカにされ、それでもめげずに役にありつこうとするモン。
ちょっと端から見れば、イタいかな、と思うような部分は無きにしも非ずだが、これだけバカにされたり、けなされたりすると、くじけてしまいそうになるものだが、夢のために前向き。
それでも、彼女の心を砕く出来事が起こり、女優になる夢を諦めようとする。
果たして、このままモーは女優になることを諦めてしまうのか。
モンとマーの行く末は、〝災い転じて福となる〟〝努力すればきっと夢は叶う〟〝思わぬことがきっかけとなる〟というメッセージをストレートに表したものだったな。
マーがこれでまた人気者になるというのも出来すぎのような気がするな。
そんなモンとマーの奮闘を、ちょっと大袈裟なくらいの表現で笑わしてくれる一本であったが、ちょっとモンに対する周囲の態度が酷すぎるかなという印象はあったな。
それでも、よくあれだけ前向きになれるものだな。
/5
監督:チャウ・シンチー
出演:エ・ジンウェン、ワン・バオチャン、チャン・チュエンダン、ジン・ルーヤン
於:新宿武蔵野館
映画女優を夢見るモンだったが、回ってくるのはエキストラばかり。しかも無駄に演技論にうるさくてスタッフにも煙たがられる始末。
そんな時、いまは落ちぶれてしまったかつてのスター俳優マーとの共演のチャンスが舞い込むが。(「allcinema」より)
「人魚姫」や「西遊記 はじまりのはじまり」シリーズのチャウ・シンチー監督の最新作。
自ら主演した1999年製作の「喜劇王」をリブートした作品。
「喜劇王」は残念ながら未見。
今回の主役は、映画女優になるのが夢である女性、モン。
しかし、その夢を追って、十数年。いまだエキストラになれるかどうかで、演技論が先走ってスタッフから疎まれてしまう。
お世辞にも美人とは言えず、なかなか夢を叶えるのは難しそうな状況。
そんな中、これまたかつての人気俳優で、今は落ち目となっている俳優、マーと共演することになるモン。
その共演が、2人の人生を変えていく。
スタッフや監督らからバカにされ、それでもめげずに役にありつこうとするモン。
ちょっと端から見れば、イタいかな、と思うような部分は無きにしも非ずだが、これだけバカにされたり、けなされたりすると、くじけてしまいそうになるものだが、夢のために前向き。
それでも、彼女の心を砕く出来事が起こり、女優になる夢を諦めようとする。
果たして、このままモーは女優になることを諦めてしまうのか。
モンとマーの行く末は、〝災い転じて福となる〟〝努力すればきっと夢は叶う〟〝思わぬことがきっかけとなる〟というメッセージをストレートに表したものだったな。
マーがこれでまた人気者になるというのも出来すぎのような気がするな。
そんなモンとマーの奮闘を、ちょっと大袈裟なくらいの表現で笑わしてくれる一本であったが、ちょっとモンに対する周囲の態度が酷すぎるかなという印象はあったな。
それでも、よくあれだけ前向きになれるものだな。
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監督:チャウ・シンチー
出演:エ・ジンウェン、ワン・バオチャン、チャン・チュエンダン、ジン・ルーヤン
於:新宿武蔵野館
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