打つ手を考えろ
1930年、禁酒法下のシカゴ。財務省から派遣された特別捜査官エリオット・ネスは街を牛耳るギャングのボス、アル・カポネに敢然と戦いを挑む。
ベテラン警官のマローンを始め、射撃の名手ストーン、税理士のウォレスといったメンバーに支えられ、ネスの捜査が始まる。
しかし巨悪カポネの差し向けた殺し屋によって、ひとり、またひとりと犠牲者が。(「作品資料」より)
1987年製作、日本でも同じ年に公開されたサスペンス・アクション。
初公開時にも鑑賞し、ほぼその内容は憶えているが、今回〝ギャング映画特集〟の1本としてリバイバル公開され、久しぶりに鑑賞。
1930年、禁酒法の時代に、酒を密輸し、シカゴを牛耳っていたアル・カポネの悪事を暴き、捕らえようと財務省から派遣されるエリオット・ネス。
ベテラン警官のマローン、射撃の名手、ストーン、税理士のウォレスと共にカポネに立ち向かう様が描かれる。
最初は失敗していたネスであるが、仲間の協力の下、酒の密輸、製造を摘発していく。
もちろん怒り心頭のカポネは、ネスたちに報復しようとする。
暴力、殺人教唆の噂の絶えないカポネであるが、ネスたちが告発しようとするのは、脱税の容疑。
果たして、自身や家族の命まで危険が迫る中、ネスはカポネを刑務所へと送れるのか。
音楽が「荒野の用心棒」などドル3部作のエンニオ・モリコーネというのは初めて知ったが、テーマ音楽はよく憶えているものであり、印象深い。
監督が先に鑑賞した「悪魔のシスター」等のブライアン・デ・パルマというのは知っていたが、デ・パルマらしい映像は頻繁だったな。
駅の階段での銃撃シーンもよく憶えており、こちらも印象深いものがあるが、よく赤ん坊が無事だったな、と今になって思う。
本作がケビン・コスナー、アンディ・ガルシアの出世作になったんだな。
今観ても面白い1本だった。
/5
監督:ブライアン・デ・パルマ
出演:ケビン・コスナー、ショーン・コネリー、アンディ・ガルシア、チャールズ・マーティン・スミス、ロバート・デ・ニーロ、ビリー・ドラゴ、リチャード・ブラッドフォード、パトリシア・クラークソン
於:グランドシネマサンシャイン池袋
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