表題の記事をネットで読みました。
私もそうだな、と。
でもって、自分の周りにも大勢いる。
やむを得ない。
何故なら働かなければ生きていけないから。
そしてしがみつかないと働けないから。
それをネットニュースではまるで「悪の根源」のように書いている。
決して今まで仕事をしていなかったわけではない。
むしろ、同様に働くことができない若者も大勢いるではないか。
そういう若者は働きたくないわけではない。
そういう前に働くことができない育ち方をしてしまったから。
あるいはそういう環境に追いやられたから。
みんな意図してそうなったのではない。
やむを得ずそうなってしまった。
ところが、メディアニュースでは十波一絡げにして「働かない窓際おじさん」と呼び、無駄な労働は削除、と叫ぶ。
今すぐ役に立たないから削除する今の社会を知る。
結果として、最近もノーベル賞をとった様なおじさん達、時間をかけて発展進歩に尽力してくれた学者さん達を、今後日本の国は産まないのだろう。
「おぎゃあ」と生まれた赤ちゃんに今すぐ働け、とは言わないが、今すぐ役な立たないなら即削除。
ただし、そんな役に立たないけれども金持を持った老人達が増加中なのはいかがか。
そういった金持ち老人に関しては資産があればお金を運用できます、役に立ちます、だと。
資本主義とは、結局はお金持ちの、その金を使って、金は金を呼ぶ。
そして、お金のあるところにお金が集まる仕組みを作る。
今の「政治家達の世界や経済界」は同様にそうであって、ガソリンが高いから「トリガー条項」などと言うものにも当てはまる。
それって、ガソリン会社にはお金が入るけれど、ガソリンを入れる庶民に全部が回る仕組みではない。
例えば、
ガソリンが160円以上に高騰したから、3円の補填が政府から出る。
と、2円くらいは値下げとなるが、あとの1円はガソリン会社の儲けとなる。
確かにある程度は意味は理解はできそうにもなるが、目的は民間のガソリンが高いから民間購入者にその分安くするという意味で作られたはず。
そこに、業者の取り分をプラスさせる仕組み、って、世の中を幸せにするために、親方日の丸はもっと幸せにならねば我慢できないということ。
世の中の基礎に隠れてるのは権力闘争のお金儲けではないか。
力のあるお偉いさんがさらに儲ける社会。
こういう構造は中国やら、アメリカやらもみんな同じだろう。
いつの世も相変わらず、そういう強いものが勝って、弱いものが馬鹿を見る仕組みは変わらない。
人の社会は太古の昔から、クレオパトラや卑弥呼の時代から、いや、縄文土器をつくっていた頃もそう、同じなのだろうな、きっと。
そうして、これからも変わらないんだろうな。
今後に至って理解できる「真理」は、人の世は永遠に衣食住であり、欲望の街を作り続ける。
何だかなぁ、ダウンタウンブギウギバンドの「欲望の街」を聴きたくなった。
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