僕の詩集

「人間・人生・生きる」をテーマに、色々な角度から人間を描写し、格言詩を目指しております。
読みやすく解りやすい詩です。

僕の詩集No.426【 罪 の 復 讐 ( 2 ) 】

2015-08-15 13:24:04 | 

       罪 の 復 讐   ( 2 )

          にのみや あきら


罪は消えない
あの罪が消えない

罪は風化しない
あの罪が風化してくれない
時間が消滅してくれるはずだった
だが時間にもその力はなかった
時間の経過は
罪を鮮明にする
時間の経過は
罪を浮彫にする

罪が消えない
あの罪が消えない
あの罪がなかなか風化してくれない
罪の復讐が始まった

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僕の詩集No.425【 心 の 太 陽 】

2015-08-15 04:16:01 | 

        心 の 太 陽

           にのみや あきら


曖昧さと
未知数は
誰でも嫌う
なんにでも確定を望む
なんにでも結果を早く欲しがる
そして短い人生をよけい縮めている
曖昧さで終わることを嫌がるな
未知数で終わることを恐れるな
すべてを明確にしようとすると
心の太陽が失われる
心の太陽は
適えられないから夢
未知数だから夢
夢を持てない現代人
夢を知らない現代人

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