僕の詩集

「人間・人生・生きる」をテーマに、色々な角度から人間を描写し、格言詩を目指しております。
読みやすく解りやすい詩です。

僕の詩集No.452 【 真 価 】

2015-08-28 11:25:26 | 
   真 価

      にのみや あきら


理想は

常に

現実の外にあった

だから

社会人として

成就しなかった
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僕の詩集No.451【 前 進 】

2015-08-28 04:25:11 | 
   前 進

      にのみや あきら

骨身を惜しまず打ち込んできたことが
成就しなくても
成果が上がらなくても
それは僕に取って
さして問題ではない
気が向いたから打ち込んできたのだ
心が満たされ
充実感を感じたから打ち込んできたのだ
他人に迷惑は掛けていない
他人にとやかく言われる謂われもない
他人の目を憚ることもない
迷惑を掛け苦言を授かるとすれば
家族にだけである
自分が満足して打ち込んできたのだから
それでいいのだ
後悔もしていない

と、意気がって見たもののちょっぴり気が咎める
諦めのウイルスや
気力食いのウイルスが
体内に住み着きだした近頃
本音を白状すると
少しぐらぐらしている
でも、非情な批評家が僕の能力を限定しても
隣人が愚弄しても
僕は
まだまだ前進する
なり振りかまわず
前進する
君のやってきたことは意義がないと酷評されても
反省する気はない
反省などしていると
ウイルスが増長するだけだ
僕の体内に
そんなウイルスを
蔓延らせるわけにはいかない
付け込ませるわけには行かない
ウイルスに打ち勝つためにも
前進
前進
ただ前進あるのみ!
それでいいのだ
我が人生

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