僕の詩集

「人間・人生・生きる」をテーマに、色々な角度から人間を描写し、格言詩を目指しております。
読みやすく解りやすい詩です。

僕の詩集No.454【 愛 社 精 神 】

2015-08-29 13:50:10 | 

         愛 社 精 神

              にのみや あきら


強要されるものでも
媚びるものでもない
無理に持とうとするものでも
無理に思い込むものでもない
お互いの信頼関係が
自然にそれを育む
相手に対する思いやりが
自然にそれを育む
それが愛社精神

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僕の詩集No.453【 余 命 】

2015-08-29 04:23:00 | 
   余 命

       にのみや あきら


ずうずうしいと思われるかもしれないが
日本人男性の平均寿命
七十五歳まで生きるとすると
三百六十五掛ける七十五で
弍萬七千三百七十五日生きることになる
今年五十四歳だから
壱萬九千七百十日生きたことになり
余命は七千六百六十五日だ
つまり七十五歳までの七十二パーセント生きたことになり
残りは二十八パーセントだ

五十四年間の道程を振り返り
残りの二十八パーセントで何が出来るか
自分の才能も能力も見えている
何かに打ち込んだとしても限界があり
結果ははっきりしている
こんな想像をしていると
限りない淋しさが込み上げ
落胆し
生きる気力を失う

人間が人生を全うするために大切なものは
結果か
過程か
結果も大切だろう しかし
もっと大切なものは
物事に打ち込む姿勢だ
結果より過程だ
打ち込みながら
楽しみや喜びを感じ
苦しみや失望を味わう
幾つになってもそれを忘れてはならない
結果を予想して
努力をしなくなること
投げやりになること
無気力になること
それは人生の敵だ

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