一鉄草魂  鉄道風景と乗車記 

美しい信州の風景を五感で感じながら
日本の鉄道風景を求めて・・・

あと僅か鉄音響ける四月かな

2023-04-20 14:45:00 | しなの鉄道線
「あと僅か鉄音響ける四月かな」なんて一句詠んでみました。
季語・・・四月  春たけなわの月。
駅舎が取り壊され、桜が切られる日も近い。駅舎からは列車接近のアナウンスが
流れてくる。しかし季節は新学期が始まった希望に満ちた四月である。

撮影日 2023.04.06 08:48 大屋駅


想ひ出の駅舎寂しき花曇り

2023-04-19 14:45:00 | しなの鉄道線
「想ひ出の駅舎寂しき花曇り」なんて一句詠んでみましたが・・・。
季語・・・花曇り  桜が咲く頃の曇り空
この女性も大屋駅を利用して通学していたのだろうか・・・。
間もなく取り壊されてしまう思い出の駅舎と桜を写真に収めたかったのだろう。
思い出がひとつ無くなる寂しさとサクラが咲く曇り空を詠んでみました。

撮影日 2023.04.06 08:45 大屋駅

あの春も花びら舞い込む大屋駅

2023-04-18 14:45:00 | しなの鉄道線




「あの春も花びら舞い込む大屋駅」なんて一句詠んでみましたが・・・。
季語・・・春  若かりし頃この大屋駅から通学していた。(私ではありません)
桜が咲いていることも気にせずにいたが、待合室の床には花びらが落ちている。

撮影日 2023.04.06 08:32 大屋駅

間もなくの別れ桜と駅舎かな

2023-04-17 14:45:00 | しなの鉄道線
「間もなくの別れ桜と駅舎かな」なんて一句詠んでみましたが・・・。
季語・・・桜  しなの鉄道(元信越本線)の大屋駅の開業は1896年。
現在の駅舎は築100年以上経過し老朽化のため間もなく建替えられる。
その際に駅舎の脇に立つ桜の木も切られてしまう。

撮影日 2023.04.06 08:38 大屋駅

菜の花と元地下鉄が陽を浴びて

2023-04-16 14:45:00 | 長野電鉄
「菜の花と元地下鉄が陽を浴びて」なんて一句詠んでみましたが・・・。
季語・・・菜の花  一面に黄色く咲く花 信州では野沢菜になる花のこと
春の日差しに黄色い菜の花が元気よく咲いている。東京メトロの元日比谷線の
3000系も第2の人生で信州の地上を走り菜の花と同じく陽を浴びている句。

撮影日 2023.04.02 10:55 信濃吉田~朝陽

地獄谷雪猿登る山桜

2023-04-15 14:45:00 | 長野電鉄
「地獄谷雪猿登る山桜」なんて一句詠んでみましたが・・・。
季語・・・山桜 山地に咲く桜  雪猿の雪は季語になるのか不明です
湯田中行きの特急「スノーモンキー」が満開の桜並木を横目に通過する。
地獄谷のスノーモンキーは温泉に入らず山桜の木を駆上って春を謳歌しているだろう・・・。

撮影日 2023.04.02 12:54 柳原~村山

咲き満ちる一会の桜車窓過ぎ

2023-04-14 14:45:00 | 長野電鉄
「咲き満ちる一会の桜車窓過ぎ」なんて一句詠んでみましたが・・・。
季語・・・桜  言わずと知れた日本人の大好きな花
満開を迎えた一会の桜が綺麗だ。もう来ることはないかもしれない
この土地への旅。車窓から見えた桜もあっという間に過ぎて行った。

撮影日 2023.04.02 13:03 柳原~村山

花盛り見上げる先の鉄橋や

2023-04-13 14:45:00 | 長野電鉄
「花盛り見上げる先の鉄橋や」なんて一句詠んでみましたが・・・。
季語・・・花の雲  桜が爛漫と咲いたさま
満開の桜の下から見上げると鉄橋がある。長野電鉄8500系とともに
雲のように咲き誇る桜の枝が広がっていた穏やかな日だった。

撮影日 2023.04.02 12:26 柳原~村山

満開の桜の隙のロマンスカー

2023-04-12 14:45:00 | 長野電鉄
「満開の桜の隙のロマンスカー」なんて一句詠んでみましたが・・・。
季語・・・桜 言わずと知れた日本人の大好きな花
桜並木の向こうをロマンスカーが来るが花が満開で良く見えないほど・・・
枝の隙間から、やっと電車が見えた状況。
反省・・・写真の説明に過ぎないですね・・・

撮影日 2023.04.02 10:10 信濃吉田~朝陽

満開の車窓広がる桜かな

2023-04-11 14:45:00 | 長野電鉄
「満開の車窓広がる桜かな」なんて一句詠んでみましたが・・・。
季語・・・桜  日本の春を代表する花
元小田急のロマンスカー10000形は長野へ来て早17年の時が流れる。
特急ゆけむり号として湯田中へ行く車窓には満開の桜が広がっていることだろう。

撮影日 2023.04.02 13:27 柳原~村山