一鉄草魂  鉄道風景と乗車記 

美しい信州の風景を五感で感じながら
日本の鉄道風景を求めて・・・

一万三千尺物語に乗る vol.12

2021-12-16 14:45:00 | 富山地鉄・あいの風とやま鉄道
秋の夕暮れ迫る黒部駅に到着し、降車して暫しのプチ観光です。
明治43年に開業ですから111年余りの歴史があるが1日の利用客は1,000人ほど。



その黒部駅にある土物物コーナーで働いていたライチョウ君が短い里帰り。
一本釣りされて、今は「あいの風とやま鉄道」で一万三千尺物語の車掌として働いています。



15分ほどの停車時間で黒部駅を折り返した時には、空は茜色から夜へと変り・・・。
後は真っ暗になった越中を走り続ける一万三千尺物語でした。



アテンダントのサービスは最高で、料理も美味しかった。
楽しい列車旅を提供してくれた「あいの風とやま鉄道」に乾杯!おわり。

撮影日 2021.10.30 17:15頃 一万三千尺物語車内

一万三千尺物語に乗る vol.11

2021-12-15 14:45:00 | 富山地鉄・あいの風とやま鉄道
早月川橋りょうで、一万三千尺物語は暫しの停車をしてくれます。
ミラージュランドの観覧車が見えますが、海は輝いてくれませんでした。



早月川上流方面には、あいの風とやま鉄道上り線、富山地鉄、県道135号、
国道8号、北陸新幹線、北陸自動車道の橋りょうが見えます。



やがて一万三千尺物語は、早月川橋りょうを発車しました。
進行方向右手だった地鉄の線路が左手に変わりました。



そして列車は黒部駅に到着し、乗客も降車して深呼吸・・・。
夕闇迫る中、一万三千尺物語は静かに佇んでいました。

撮影日 2021.10.30 16:55~17:10 一万三千尺物語


一万三千尺物語に乗る vol.10

2021-12-14 14:45:00 | 富山地鉄・あいの風とやま鉄道
美味しい懐石料理を頂きながら、日本海や立山連峰の車窓も…。
この日は富山市役所展望塔からも見えていた剱岳がまだ見えていました。



暮れ行く富山湾をぐるっと回るように能登半島も見えています。
風光明媚な「あいの風とやま鉄道」は、車窓に飽きることはありません。



早月川の堤防には地元住民の方々が手を振ってくれていました。
私も、窓を開けて大きく手を振り返します。何か心が繋がった気がします。



列車はこの早月川橋りょうで一時停車してくれます。
後方を見ると赤く染まった空が見えましたが、これ以上広がりませんでした。

撮影日 2021.10.30 16:55頃 一万三千尺物語車内

一万三千尺物語に乗る vol.9

2021-12-13 14:45:00 | 富山地鉄・あいの風とやま鉄道
高岡駅を発車して提供されたのが、冷えたお造りです。
富山湾で獲れたキトキトの魚が盛付けられていて、旨い!



そして熱々で提供された温味の「サーモンけんちん蒸し菊花餡」です。
温かい料理は温かく、冷たい料理は冷やしたまま提供されるのがいいですね。



そして食事の「きのこ飯」と「白海老真丈吸物」が運ばれました。
う~ん。もう食べられないほど、お腹がいっぱいです。



頃合いを見てデザートの「紅茶ぷりん」とチョイスした日本茶。
このお茶が、もっくらと甘く(信州弁?)美味しい日本茶でした。



奧さんはコーヒーをチョイスしましたが、どちらも美味しい。
やはり水の旨い富山だけあって、料理はサイコーでした。

撮影日 2021.10.30 16:05頃~17:30頃 一万三千尺物語車内

一万三千尺物語に乗る vol.8

2021-12-12 14:45:00 | 富山地鉄・あいの風とやま鉄道
それでは懐石料理のご紹介ですが、以前にUPしたメニューをもう一度。
二段重は、この列車に乗車した際にはセットされています。



高岡駅を発車して、一段目をじっくりと眺めて目でも味わいます。
ホタルイカ、梅貝、海老の旨煮、カニ真丈、ローストビーフが並びます。



しかし日本料理は食材や盛付けの彩りが綺麗で写真を撮るのも楽しいです。
揺れる車内で、かなりボケた写真も量産しますが・・・。



二段目には里芋田楽、紅ズワイガニ黄味酢掛けが並んでいます。
酢物は優しい味付けで、食材の旨味を十分に引き出しています。

撮影日 2021.10.30 16:05 一万三千尺物語車内


一万三千尺物語に乗る vol.7

2021-12-11 14:45:00 | 富山地鉄・あいの風とやま鉄道
乾杯セットの柚子スパークリングが運ばれて来たのは富山発車後直ぐでした。
料理の写真を撮っていたら、高岡に到着したのでまだ口にしていません。



高岡駅で下車してプチ観光の後、いよいよ懐石料理を頂くことにします。
まずは、宇奈月ビールとスパークリングワインを追加注文で乾杯。



車内に夕陽が差し込んで、グラスのワインとビールを染めます。
少し早い夕食時間ですが、楽しみな時間がやって来ました。



高岡駅では万葉人の衣装を着た方が、お見送りをしてくれました。
さあ、これで黒部駅までノンストップ。料理を頂きましょう・・・。

撮影日 2021.10.30 16:03頃 一万三千尺物語車内

一万三千尺物語に乗る vol.6

2021-12-09 14:45:00 | 富山地鉄・あいの風とやま鉄道
一万三千尺物語2号の懐石料理コースは富山駅を発車後、高岡駅に22分停車します。
ここでは乗客は降車可能で、アテンダンドがドラえもんポストへ案内をしてくれます。



旅行1週間前に届く案内の中に一万三千尺物語のハガキが入っています。
そのハガキに予め書いておき、ポストに投函するとドラえもんの消印で配達されます。



奧さんはドラえもんポストへ行きましたが、私はホームで撮影。
夕刻となり斜光に照らし出される「一万三千尺物語」は美しかったです。

撮影日 2021.10.30 15:51 高岡駅

一万三千尺物語に乗る vol.5

2021-12-08 14:45:00 | 富山地鉄・あいの風とやま鉄道
さあ、車内見学はこのくらいにして指定席に着きましょう。
すでに席には懐石料理の2段重がセットされていました。



メニューがありましたので、重箱を開ける前に1枚。
この時気付かなかったのですが、暫くしてアテンダントが日付が違っていたと、
メニューの交換に来ました。メニューは同じですが日付が1週間前でした。



テーブルにあるドリンクメニューも目を通します。
富山の地酒、地ビール、ワイン、ソフトドリンクと充実しています。



私の好きなやや辛口の「成政」大吟醸オリジナルセットは土産にしました。
アルコール好きな方なら、是非とも桝がセットになった富山銘酒をどうぞ…。



そうこうしているうちに、列車は高岡駅に到着しそうです。
まだ誰も料理に手を付ける乗客はいませんでした…。

撮影日 2021.10.30 15:30頃 一万三千尺物語車内

一万三千尺物語に乗る vol.4

2021-12-07 14:45:00 | 富山地鉄・あいの風とやま鉄道
2号車は厨房と売店になっている一万三千尺物語です。
富山県の銘酒がズラリと並ぶ様は圧巻とも言える配置でした。



あいの風とやま鉄道の新しいキャラクターが生まれたようです。
「あいの助」だそうですが・・・ブリかと思ったらホトトギスだそうです。



富山特産品ディスプレイコーナーにはズバリ、ケロリン、反魂丹。
反魂丹は黒い和漢薬ですが、信州にも御岳百草丸という胃腸薬があります。



これは、何か生地の特産品なのかと思ったら・・・。
ファスナーで有名なYKKのコーナーでした。誰もがお世話になっていますね。



氷見市には藤を使用した箕を作る伝統文化があるそうで600年前に天台僧により伝わったとの
伝承があり、昭和50年代頃からは民芸品「福箕」が生産されているそうです。

撮影日 2021.10.30 15:15頃 一万三千尺物語車内

一万三千尺物語に乗る vol.3

2021-12-06 14:45:00 | 富山地鉄・あいの風とやま鉄道
車内には大きなライチョウのマスコットが置かれています。
マスコット?いやいや社員らしいのです…。それはまた後日…。



この日はハロウィンでしたので、車内も飾り付けが工夫されています。
手作り感満載ですが、温かくほのぼのとした空間になっていました。



アテンダントさんが気軽に声をかけてくれて、色々と説明してくれます。
一万三千尺物語はかなりサービスの質の良い観光列車です。



高岡と言えば銅器が有名ですが、鋳物産業として「おりん」もあります。
鳴らしてみると優しい音色で、いつまでも響いていて心安らぎます。

撮影日 2021.10.30 15:58頃 一万三千尺物語車内