Over 60's yukinokoブログ

実家の片づけ、そして義母を送って、次は自分の生前整理だな

眉って大事。そして口紅の復権

2024-05-14 08:44:30 | おしゃれあれこれ

年々母親に似てきたなと鏡を見る度に思います。

私は親が38歳のときの子で、今の同じ年代の人と違って子ども心にもよそのお母さんと比べて老けていると思っていました。そしてそんな母親の見た目が嫌で、授業参観などにも

「来なくていい」なんて言う可愛げのない娘でした。もちろん理由は言わなかったけど、多分気づいていたはず。

私は自分の子どもたちからそうした学校行事に来なくていいとは言われなかったけど、もし言われたとしても「親の権利だ!」と言っただろうな。

現在の自分は同年代の女性と比べると明らかに老けて見えると思っています。グレーヘアーだし、膝関節症のせいで脚はO脚。これってかなり老けて見える要因になるのだなと、写真

などで見る度に感じるけれど、そのことについて今うちの子どもたちはどう思っているのかな。老けたと思ってはいるでしょうけど、とりあえずそう言われたことはありません。

 

逆に相方は、昔は歳より老けて見られたけれど、今はすごく若々しくはないにしても私よりはましなんじゃないかな。

やせ型でお腹も出ていないし、シュッとまではいかないけれどスッとした、くらいのイメージはあるかも。髪の毛はかなり少ないものの、短いのでそこまで白髪は目立たないし。

よくよく見ればまつ毛や眉毛に白髪があるので、そのあたりがちょっと残念だけれど。

この前相方のまつ毛を見ていて、何かに似ているな~と思ったら、バーコードでした。ところどころに白が入っているところが激似。

その眉毛、男性は年齢とともに長くなりがちな気がします。相方など髪は少ないのに(二度目の指摘:笑)眉は伸びが顕著。しかも元々の眉の形が悪く全体の長さはあまりない。

平安貴族のような麿眉(という表現は正しくないと思うけど理解してね)でもないけれど、普通考える眉の長さの3分の2くらいなんです。今どきの男子なら書き足すだろうな。

見た目がそんなに老けていないはずの相方も、眉毛が長くなると一気に爺くさくなる。そして床屋へ行ったときに整えてもらうと、これまた一気に若返るので面白い。

一方私の方は若い頃あんなに濃くて困ったはずの眉毛が、いつの間にかめっきりまばらに。昔の写真を見ると、眉が黒々としていて悪目立ちするし、なんだかオバサンくさいんです。

その当時はカットして形を自分なりに整えて、眉尻は一度剃ったあと(抜くのは嫌い)全体の形が整うように書き足していました。それが今では全体に書き足さないと、すごく

ぼんやりとした顔になってしまうし、一層老けて見える気がする。

顔のパーツが控えめ過ぎてインパクトがないんですよ。その上ほぼ年中アレルギー性結膜炎で痒いので、目元にはアイシャドウもアイラインも一切しないから、眼力なんて無縁のもの。

だいたい化粧自体が面倒くさい。若い頃はあれこれいろいろと試したかったものだったのに、今ではBBクリームとアイブロウ、そして塗ると発色するリップクリームだけ。

コロナ禍でマスク生活だったから、化粧の必要性はより低下していました。

でもコロナが5類になって、人前でマスクを外すことも増えてきてふと気づいたのが、なんだか顔に元気がない、ということでした。

先ほども書いたとおり、インパクトのない顔がますますぼんやりとして見えたんです。なんか冴えないな、自分。

かと言って目元はやっぱり何も加えたくないし。と思うと残るところは口元。しまい込んでいた口紅を久しぶりに塗ってみました。年単位で久しぶりでしたが、塗ってみると、おっ、

少しは元気に見える、ような気が。

とは言え、口紅をつけるのはやっぱりどこかへ出かけるときくらいで、普段はリップクリームどまりのまま。お出かけのとき、自分に気合を入れる意味合いで口紅を使おうかなと

思っています。

若く見られたい気持ちはあるけれど、今の自分ではなかなか難しい。せめて元気に見えるようにはしていたい。たとえ体のあちこちが痛くても。

ちなみに化粧品は手近ですぐ手に入れられる安いものばかり。顔の肌を丈夫に産んでくれた母に感謝しています。面の皮厚いのよ。


適材適所。そしてきちんと感のある服

2024-01-22 08:43:43 | おしゃれあれこれ

この週末の二日間、相方はお茶の師匠の初釜のお手伝いで8時前には出かけて、夕方4時過ぎに帰宅していました。

その二日間とも雨だったこともあり、外へ出たのはポストに手紙を入れに行っただけ。

雨降りのせいで家事をやる気もあまり、いやほとんど起きなくて。仕方なくやったのは、まだ終わっていなかった相方の仕事の帳簿の入力と、年間の売り上げなどに漏れがないか

チェックしたくらい。

貧乏性な性格だからか、二日間もダラダラしているとなんかもう、どんどんと自分が嫌になってくる。これじゃあいかんと、月初めに粗大ごみに押入れケースを出して空いたスペースに

2階の押入れにあったキャスターつきの引き出しケースを移動。空いた場所に息子の部屋にずっと置いたままにしてあった空気清浄機と扇風機を収納して、カオスな息子の部屋も

多少空間が生まれました。昨日は午後から雨が上がりました。外が明るくなるとなんとなく気分も上向いてくるというもの。

能登の被災地は日本海側だから、冬はどんよりとした天気が多い。より気持ちが落ち込むのだろうな・・・と考えると、あまちゃんな自分が恥ずかしい。

支援のやり方も時間と共に変わってくると思うので、自分でも出来る支援の在り方を日々考えています。

 

さて、この前畑に行った帰りに義弟の店に寄ったのですが、そのとき壁に来月某日に臨時休業する旨の張り紙が。

週の真ん中の平日、何かあるのかと尋ねると、去年亡くなったお仲間をしのぶ会があるんだとか。

その集まりが義弟にとってはかなり憂鬱だそうで、開かれるのがホテルというのがその理由。要するに、そういう場に着ていく服がない、というわけ。

男やもめになって久しい義弟ですが、相方と違って高校を卒業してしばらくはひとり暮らしをしていたこともあって最低限の家事はこなせるので、見苦しくない程度の服装はして

います。お客さん相手の商売だから、そこは大事にしているとは思う。

でもねぇ、きちんと感のある服なんて普段必要ないんだもの。礼服以外には多分、ない。

相方は一応お茶の稽古とかお茶会に出ることもあるので、枚数こそ少ないですがとりあえず持っていますが、義弟同様ちゃんとした服がないのが、この私。

私ももしホテルでの会食やパーティーに出なければならないとすると・・・・・・どないしよ~!?となります。

その点次姉は元社長、今は会長?なのかな、夫人なのでね。小さな会社ではあっても出社するときは今もそれなりにちゃんとした服装なんです。きちんと感と清潔感、そして品のよさ。

私には持ち合わせのないものばっかだな。ちょっととほほ気分だわ。

同じ貧乏な家に育ったのに、嫁ぎ先でこうも違うかなと思いますね。この前も畑仕事をナイロンヤッケの上下を着て長靴履いてやっていて、つくづく思いました。次姉と私、それぞれに

合った場所に嫁いだもんだなって。次姉には泥だらけで畑仕事なんて絶対無理だし、私は次姉のように会社関係の人たちに接客なんて考えただけで胃が痛い。

服の話から逸れてしまいましたが、私も一枚くらい、ちょっとした場所へ着ていける服があってもいいかもしれないと思いました。それも体重変化(特に増)しても大丈夫なもの。

次姉は昔から出ている部分、腕や脚は細い得な体型なんですが、体の方は中年、いや高年太りしているので体を締め付けるようなものは着ないんです。チュニックとかワンピースが

多いのですが、私もそっち系で探してみるかな。

でもさすがに次姉ほど服にお金をかけるのは無理だなと思います。昔からおしゃれで服好きだった次姉、先日うちの娘が次姉から「着ない服があると目障り」という理由でコートを

貰ってきたのだけれど、お値段7~8万くらいしたものなんだそうな。私には絶対買えないお値段・・・・・・

ロングコートで、素材はとてもよい感じだったけれど、こんなお上品なもの、着ていくところがないわ!だいたい丈が長すぎて、現在縮んで153センチくらいしかない私には無理。

どこか、ここなら絶対似合う服がある、みたいなブランドがないかなと思います。ちんまるなシニアでも少しはよく見せてくれるような服、欲しい~!


違いがわからないやつ:追記あり

2023-06-11 06:40:03 | おしゃれあれこれ

先日、次姉が写真つきでLINEを送ってきました。

                          

レースのテーブルクロス?の上に置かれていてわかりづらいことこの上ないのだけれど、Aラインのカットソー。簡単に言えばTシャツです。

文面には、買ってあまり着ていないんだけれど、着ない?とあります。

そしてブランドの名前を書いてきて、ここのだからものはしっかりしていると思う、とも。

柄もボタニカル柄で私の好みでもあるし(相方はこれを見て「牧野富太郎みたい」と言いました)、もし似合わなくても洗い替えにあってもいいだろう、と快諾。

翌日、レターパックライトで送られてきました。日本郵便は配達が遅くてイラッとすることも多くなりましたが、レターパックなどは翌日配達なのはいいですね。

早速開封して試着。うん、なかなかいいんじゃない?と早速お礼をLINEで伝えて。

 

ここでふと気になる、このカットソーのお値段。

次姉は私と違って若い頃からおしゃれだったし、今でも高そうなもの、いやきっと高いものを身に着けているはず。

いったいいくらくらいするんだろう?とタグについていた「マッキントッシュロンドン」で検索してみると、えっ?

私が見たのはオンラインショップのそれでしたが、セール商品のカットソー、Tシャツで最低価格でも7千円台。

セールでない通常価格だと2万を超すものがあって、絶句状態がしばらく続いてしまいました。

姉がこのカットソーを通常価格で買ったか、それともセールだったか知りませんが、たかがTシャツごときにこんな金額は出せないなぁ、私には。

それに私が着ても、そんな高いものとは絶対に思われない自信がある・・・って、ちょっと悲しいものがあるけれど。

そんなお高いものだとわかると、とても普段着には出来ない貧乏性(苦笑)。それを娘に伝えると、

「服を買いに行くときに着る服、にすればいいんじゃない?デパートなんかで服を探すときの」とひと言。

う~ん、確かにね。

近所で普段着を買うときは気にならないけれど、ちょっといいものを買いに街まで出かけるとき、気になるのがその日の服装・・・だったりするんですよね。特に「きちんと感」の

ない服ばかりの私にとっては。

一応ちょっとよそ行き用と、いわゆるワンマイルウェアというか、自転車で動き回れる範囲に出かけるとき用のものとで一軍二軍に分けてはいます。他人様から見ても多分違いは

わからないと思うけれど。

 

ブランド品を身に着けると、それだけでなんとなく安心感は得られるような気はします。

でもそれはおしゃれの本質ではないような気がするのは、貧乏人のひがみかな。

このカットソーを着て出かけるときだけではなく、何を着ていても中身の私自身が少しでもよく見えるように、姿勢とか所作、そして言葉使いなどに気配りしなくちゃね。

 


追記

子ども時代はいつも、次姉のおさがりを着せられていて、それがとても嫌でしたね。新品の服が着たいなと常に思っていました。

それから半世紀。

今は、それが気にいったものなら、おさがりでも大歓迎。

でも、リサイクルショップなどで買うのは嫌ですね。中古で買うのは本かCDくらいで、身に着けるものはNG。知り合いからもらうのならOKかな。

少し前、若い人たちが洋服をアップサイクルして長く着る、という話をテレビで見ました。

資源回収された衣服が、外国の砂漠に大量に捨てられている現状を知って、とのこと。

若い人たちのほうが、環境問題に対する意識が高いなと考えさせられました。

私はそんなふうにアップサイクルは多分出来ないと思うけれど、買うときによく考えて、そしてよいものを長く着る。そういう意識は常に持っていたいと思います。


「きちんと感」不足

2023-06-02 09:00:04 | おしゃれあれこれ

実家の片づけを始めたのが、姉が亡くなった今年の1月下旬。

それから先月末までの4か月間、それまでなかなか行き来がなかった次姉とも頻繁に会うようになりました。

結婚するとなにかと婚家の親戚などとの付き合いを重視しがちだったのは、次姉も私も同じ。ふたりとも長男の嫁だしね。

今回私は実家の片づけで埃まみれになることもあって、行くときには汚れても構わない、ごくごく普段着で出かけていました。さすがに初期と一番最後に行ったときは、公共交通機関を

使ったので、あまり見苦しくない程度の恰好ではありましたが。

それにひきかえ次姉はというと、いつも小ぎれい。

元々私より美人だし(姉妹なのにこの差は何?:笑)、小さいながらも少し前までは社長夫人、今でも会長だか顧問だか義兄の肩書は知らないけれど、会社には顔を出して仕事もして

います。

社長夫人時代からのことでしょうね、いつ誰が来てもきちんとしたスタイルでいるのが当たり前になっているんです。

 

片や妹の私は、と言えば、時に相方の仕事の手伝いもすれば畑仕事も手伝うことから、動きやすくて汚れることを気にしなくて済む服装が多いし、一応家にいるときもあまりだらけた

感じには見えないようにしているつもりではありますが、次姉とはかなりの、いや雲泥の差があります。

そうなんです、姉にとっては普通の、「きちんと感」のある服、というのが、私にはない。

それを痛切に感じたのが、先月の義母の葬儀の翌日に、近所や仕事先へ挨拶廻りに相方と出かけたとき。

相方は白のワイシャツと礼服のズボンというスタイルにしましたが、何着よう?私。

フォーマルワンピースではちょっと仰々しいし、かといって相応しい服がない。着る機会がなくて、スーツもかなり前に処分したんです。

結局黒の七分袖のTシャツの上に白のシャツブラウスを着て(ブラウスだけだと透けるため)、下は黒のパンツというスタイルで乗り切りましたが、きちんと感はやや不足気味でした。

 

そんなカジュアル以上フォーマル未満の、きちんと感もあって着ていてラクで、という服が欲しい!

色で言えば黒または濃紺、次姉がよく着ているチュニックワンピースなどがよさげだなとは思うんです。でもチュニックねぇ・・・私が着るとどうもデブを強調しそうで。

そういえば次姉は、姉が亡くなったときフォーマルワンピースではなく、黒のチュニックワンピースを着ていました。着ていてラクだから、というのがその理由。

私同様、締め付けに弱いんです。

 

次姉を見ていると、私も普段からもう少しきちんと感のあるものを身につけるべきかな、という気持ちになりますね。見ていて感じがいいですもん。

今日は一応、七日経をあげにお寺さんもいらっしゃるので、あまりヨレヨレではないものを身につけてはいます。

次姉と私、姉妹と言えども別の人間。似合う服も違うはず。彼女はとても似合っている服装を選んでいると思うけれど、私自身は何が似合うのかよくわからない。こういうのって

おしゃれ迷子と言えると思います。どこで服を買おうかというのも悩みどころ。デパートでよくあるオバサン服フロアでは絶対買いたくない!と思うのはただの強がりでしょうか。

 


自分をステキに見せる服って

2022-09-09 05:49:23 | おしゃれあれこれ

今朝のニュースで、エリザベス女王が亡くなられたことを知って驚きました。

そりゃ高齢だったのでいずれは・・・ではあったのだけれど。

いよいよ、というかようやくチャールズ皇太子が国王となりますが、なんだかピンときません。久しぶりに女性の首相が誕生したばかりですが、こちらも久しぶりに男性の国王が

生まれるわけで、まさに絶妙のタイミングかも。

 

さて先日、整形外科へリハビリに出かけたときのこと。

電気、牽引を済ませてマッサージを待っていたら、私より先にマッサージなど全部終えて帰られる女性が目に入りました。

 

あら、ステキ。

 

髪はグレイのベリーショート、というところだけ私と同じだけれど、白のゆったりとしたシャツワンピースを着て、細身のパンツかスパッツを穿き、バッグはモノトーンのポシェットというか

サコッシュというか、とにかく小さめのものを斜めがけにして、足元は黒のスポーティーなサンダル、といういでたち。

私と違って、背はさほど高くはないけれど、スレンダーで背筋が伸びて姿勢がいいものだから、着ているものがとてもよくお似合いだったのです。

かっこいいなぁ、と思わずチラ見を何度もしてしまいました。

街へ出かけると時折こんなふうにおしゃれな人に出会いますが、地元では滅多にありません。

自分の生活圏内でもおしゃれな人って、もはや達人と呼べそうです。

 

こんなふうにおしゃれになりたいと、ずっと思って生きてきましたが、持って生まれた体型やらセンスはそれとはほど遠くて、とても残念。

髪だけはたまに褒められることもあります。褒めてくださるのは私より年上、かつ白髪染めをしている人がほとんど。

「近藤サトさんみたい」なんて言ってくれますが、とんでもないことで、近藤サトさんが聞いたら気を悪くすること必至。顔も頭の中身も体型も全然違うもの。

だいたい自分に何が似合うのか、全然わかりません。裸でいるわけにはいかないので、何かしら身にまとうわけですが、頭の中で自分の姿をある程度想像してから鏡を見て、ぎょぎょっ!と

さかなクンみたいになることの、なんと多いことか。鏡ばかりではなく、写真はなおひどかったりします。この前も書いたけれど、知らないうちに撮られた写真なんて、見られたもんじゃない。

最近は「私は私」と開き直りとも諦めともとれるような気持ちでいますが、他人からお手本にされなくてもいいけど、ちょっと感じがいいな、くらいに思われるようにはなりたい。

先に書いたステキな女性は、私より多分10歳くらいは年上だと思いますが、ご自分が似合うものをよくご存知だなと思いました。

私が同じ服を着ても似合わないというか、服だけが浮いてしまいそう。

そうなんですよね、服だけじゃなく、着ているひとも含めてステキなのが本当のおしゃれ。私も、他人から見ても自分が見ても、私らしいと思える服が着たいと思います。