闘え!文庫魂

空手を愛する熱い仲間たち
金沢文庫木元道場生におくるメッセージ

昇段・昇級審査

2009年02月02日 | 道場日記
 昨日行われた昇段・昇級審査に受審・応援に来てくださった皆様、本当にお疲れ様でした。
 黄帯の皆さんは、今回5級の方ばかりだったので審査へ向けての稽古は相当大変だったことと思いますが、とてもよく頑張っていらしたそうです。壮年部3人、少年部3人無事合格されたら緑帯という上級の帯になります。ますます心を引き締めて稽古に望んで下さることでしょう。
 午後の緑帯・茶帯の審査は、時間をかけ、苦しい稽古も乗り切ってこられたのが伝わってくる審査の様子でした。見ているこちらも緊張します。
 2年ぶりの受審となった中学生のマサツネの成長ぶりに驚かされました。どちらかというと苦手だった型や移動も上手くなっていましたし、横須賀道場のスーパー中学生、田中和樹先輩の胸をかり、組手も思いっきり挑んでいました。以前ブログにも書きましたが、2年前の審査の時、大人の方と組手をすることとなり、師範から「どうする?」と聞かれ「押忍、やります。」と奮闘して以来何かが変わったような気がします。
 朝練、夕練と頑張ってきたリクトも茶帯を受審させていただきましたが、最初から最後まで全開で今までの審査の中で一番自分の良さを出せていたのではないでしょうか。
 昇段審査も素晴らしかったです。西口道場から沢山の応援の方がいらしていました。金さん、齋喜さん共にずっと審査を拝見していますが、黒帯になるために藤本先生と沢山の準備をされてきたのが伝わってきました。私にはまだまだわかりませんが、本当にすごいことだと思います。感動しました。
 今回弐段を受審された小平先生、いつも大会、合宿、その他事務的なことでも大変お世話になっています。優秀で、相模原から通勤し、何箇所もの指導に奔走していらっしゃいます。
 大先輩なので、稽古をさせてもらったことはありませんが、私が尊敬しているのは、仕事というものへの意識の高さと師範に対しての尊敬の気持ちです。どんなときもどんな状況でも「押忍」と答え、誰よりも走り回って、人が見ていないところでも誰よりも一生懸命に動いていらっしゃいます。師範とは沢山の稽古をされているので、薄っぺらな誠実さなら見抜かれてしまうはずです。師範も激務の中、こつこつと稽古をされていたのもわかっていらしたはずです。
 激しい組手を終え、握手で迎えられる師範の顔はとても嬉しそうでした。お金や名誉に代えることの出来ない信頼や絆に触れることが出来るのも道場の素晴らしさのひとつではないでしょうか。小平先生のあんなにこわい顔を見たのも初めてでした。黒帯さんってやっぱり凄いです。本当にお疲れ様でした。
 文庫から応援に来てくれた皆さんも勇気をもらったと話していました。皆さんにも黒帯を目指して焦らず、あきらめず頑張って欲しいと思います。
 長時間、審査をして下さいました師範ならびに指導員の先生方本当にありがとうございました。押忍