闘え!文庫魂

空手を愛する熱い仲間たち
金沢文庫木元道場生におくるメッセージ

黄帯だろ!!

2009年09月07日 | 道場日記

 昨日行われた昇級審査は、9時から白帯、13:30からオレンジ帯、16:00から黄帯の皆さんが受審されました。

 白帯の皆さんは、審査が終わって子ども達に「どうだった?」と尋ねると「楽しかった」「頑張った」「・・・(黙る)」と目を輝かせて話してくれました。初めてのことで親も子も緊張されたことでしょうね。本当にお疲れさまでした。(一般部の方だってあんなに緊張するのですから。)稽古の際には、ご両親をはじめおじいちゃま、おばあちゃままでご協力いただきまして、ありがとうございました。

 今回文庫道場はオレンジ帯の受審者はいませんでした。そして、夕方4時から8時過ぎまで黄帯(5・6級)の審査が行われました。
 題名にもあるように「黄帯だろ!!」を連発されていました。「気合の大きさ」「引き手」「力の入り方」「姿勢」「技の正確さ」「集中力」「返事」等など・・・それぞれ苦手なことはあるはずです。でも注意を受けていることは以前からずっと普段稽古で言われていることと同じことばかりでした。
 黄帯ということは、審査は少なくとも3回以上受けているはずです。審査は合格したら終わりでしょうか?合格して授与された帯としてのスタートではないのでしょうか?前回の審査で注意されたこと、日々の稽古で注意されていることを意識して稽古してきたのでしょうか?もしかしたら「俺って完璧!」って審査を終れる方もいるのでしょうが、わたしの場合は、「こんな形で新しい帯をしめて本当に大丈夫なのだろうか。」と頭を抱えてしまうことが度々あります。でもいつかできるようになりたいとずっと思い続けて稽古しています。誰にも負けないようになるのは難しいかもしれないけど、前の自分には負けないように頑張りたいです。そうすると稽古のはじめにある基本もとても深いし、楽しいです。だって完璧じゃないから・・・。終わりじゃないから・・・。
 組手はとってもいいところを出せている方が多かったようですので、基本や移動や型、そして人間的にも成長できるよう日々の稽古を頑張っていきましょう。

 長い時間、丁寧に審査をして下さった師範はじめ指導員の先生方、ありがとうございました。

 一生懸命審査にむけて稽古してきた皆様、本当にお疲れ様でした。押忍