闘え!文庫魂

空手を愛する熱い仲間たち
金沢文庫木元道場生におくるメッセージ

戦友

2009年09月27日 | 道場日記

戦友・・・(比喩的に)仕事やスポーツなどで、厳しい競争を共に経験した仲間。

今日、中上級高学年クラスでひとりの少年部の子が最後の稽古だった。

ともにこわい思い、痛い思い、きつい稽古、楽しい稽古を頑張ってきた。

試合や強化稽古、合宿にも沢山挑戦し、沢山涙も流した。

みんなが彼の強さと今までの頑張りを認め、「頑張れよ」と声をかけて帰った。

強くて、だけど優しい子だって、沢山組手をするとわかるよね・・・。

悩んでも大変な方を選択し、逃げずに頑張ってきた自分。

そして・・・そんな自分を大切に思ってくれていた仲間がいたことを忘れずに頑張って欲しい。

センセーの話と戦友たちとの最後の組手はどんなふうに心に響いただろうか。

「また会おう!」センセーと握手をして・・・目を真っ赤にして「ありがとうございました」と立派に挨拶して帰っていた。

「泣き顔は今も変わらないな・・・。」センセーが後姿を見ながらぽつりと言った。

「頑張れ!!そして・・・沢山の勇気をありがとう。」