大空を見上げて

日頃感じていること

人生の不思議

2010-04-22 | Weblog
 今迄、歩んで来た道を振り返ると不思議でならない。
高校3年の時、就職を希望していた私に担任の先生は中国電力の就職試験を受ける事を進めた。
父親に相談して学校から2名受け一次試験の学科試験は2名共合格したが二次試験の面接で私は落ちた。
私は大変なショックで落胆した思い出がある。
その時父親に「くよくよするな!お前は男だ武士の子だ!乗り越えろ!」と叱られた。
幼い時から何度も聞いた言葉である。
その後、私は幼い時から大空に憧れていたので自衛隊落下傘部隊に夢を抱いて関東に出て横須賀で新隊員教育後、千葉習志野の第一空挺団の空挺隊員として10年間過ごした。
お蔭で北海道から九州まで日本中の大空で降下して青春を思い切り楽しんだ。
それから皇宮警察に少し籍を置いたが、一般社会に出て自動車学校の教官を定年まで勤め現在に至っている。

もし中国電力に合格して入社していれば関東には縁はなく、田舎で定年まで勤め又違った人生を歩んだと思う。
仕事の試練や私生活の試練などいろいろあったが、現在、良き妻にも仕事にも恵まれ幸せな日々を過ごしている事に心より感謝している。

*京成電鉄グループ(180社)のBMK(ベストマナー向上)の行事の一環として行われる優秀社員表彰が来月12日、京成ホテルミラマーレにてあり私も授与されるとの事。
第二の人生の私が現役社員に混ざって頂ける事に申し訳けなく思いながら恐縮し感謝している。
妻は不思議だと言いながら「おめでとう!」と喜んでくれた。 
コメント (2)
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