大空を見上げて

日頃感じていること

パリでの出来事

2008-06-24 | Weblog
  今から14年前、友だちのご家族と私たちの計7人でパリ旅行に行きました。
ロワール地方でお城巡りをしたり、ベルサイユ宮殿を見たり、ノートルダム寺院へ行ったり楽しい時を過ごしました。
初めてのパリで言葉がわからなくても、地下鉄がとても便利であちこち見て回りました。
ある日、ルーブル美術館を出て次はどこへ行こうかとみんなでマップを広げて見ていた時、4~5人の少年・少女が訳のわからない言葉を言いながら私たちの方へ近づいて来ました。ジプシーの子どもたちでした。
はじめ何が何だかわかりませんでしたが、すぐに友人のK子さんが「あなたたちスリでしょっ!」日本語で叫びました。と同時にバッグを見たらK子さんのお財布が盗られていました。
逃げようとする女の子の手首を主人がとっさにつかみました。(カッコよかった~!)
お財布はすでに仲間のほうに回っていましたが、逃げられないとわかるとお財布を返し、今度はジェスチャーで、ゴメンナサイやおなかペコペコ…をアピールしました。
「ポリス!ポリス!」と叫んでもフランス人は英語に反応してくれませんでした。
聞いていた通りでした。
仕方がないので逃がしてやったら、2~30m行った所でこちらを見て、じだんだを踏んで悪態をついていました。もーッ逃がすんじゃなかったー。

忘れられない出来事です。

パリにはその後も一度行きました。
fight-mはサングラスをかけるとアチラ系(?)の怖い人に見えますので、その後も海外旅行に行くたびに、みんなが買い物や観光をしている時に、ボディ・ガードとして見守ってもらっています。
みなさまも海外旅行にはくれぐれもご注意を! (今日も愚妻記でした。。。)

      (写真:ルーブル美術館)

   
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大岡越前とソロモン王

2008-06-23 | Weblog
  fight-mがしばらく忙しいので、代わりに何か書いて、と言うので今日は私(妻)が書きます。

私は三方一両損の名裁きで有名な「大岡越前」が大好きです。(演じた加藤剛も大好き!)
10年前に94歳で召された主人の父から聞いた話です。
当時、休みの日は食事を作って行き一緒に食べていました。

「お父さんとお母さんとどっちが好きか?なんて聞く大人がいるが、そんな事を子どもに聞いちゃいかん。父上と母上とどちらが好きかと幼い頃の越前も尋ねられた。
小さい頃から知恵があった越前は目の前にあった饅頭を二つに割って、こちらを食べ、次にもう一方を食べて、どちらも同じように美味しゅうございます。父上も母上もどちらも同じように大事です、と答えて聞いた大人を赤面させた・・」


聖書にソロモン王という偉大な知恵者の記事がありますが、必ず重ねて思い出します。
ソロモンの前にも後にもこれほどの知恵者はいないと言われています。

「二人の女がそれぞれの赤ちゃんと寝ていたが、一人の赤ちゃんが死んでしまった。二人は生きているのが自分の子どもだと主張した。
ソロモンは剣を持ってこさせ、二つに割って半分ずつ与えよう・・・と。
一人は同意し、一人は泣きながら相手に渡すので殺さないで!と叫んだ。
当然赤ちゃんは後の実の母親に返された。」

 こんなお話は大好きです。失礼します。
        
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アメリカ人と日本人

2008-06-19 | Weblog
  前にも書いたが私の姉はアメリカ人と結婚してカリフォルニア州、サクラメントの郊外に住んでいる。静かできれいな所だ。
その義兄は6月7日が誕生日で、妻は毎年メールで「happy birthday」のメッセージを送っている。
ステキな一日を過ごして…といつも書き添えている。
すると義兄からは「ありがとう。(ここまでは普通)A江と一緒に過ごす日は毎日がステキな日だよ」と言ってくる。
とてもいいことだと思う。
私も「言わなくてもわかる」ではなく「言わなければわからない」と思い、挨拶や感謝の言葉など言うようにしているが、なかなか。
普通日本人は「俺より先に死ぬな!」くらいが限度だろうか。
       
     (写真:Burney Falls State Park に行く途中でランチ!妻と姉夫婦)
          
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講演会

2008-06-16 | Weblog
  昨日の6月15日(日)午後3時より妻と市川の山崎ビルにて行われた講演を聞きに行きました。
タイトルは「夢を夢で終わらせない~本当の成功への道」で講師はムラサキスポーツの会長金山氏。
年齢75歳でとてもお元気で山登りやスキーで健康作りに気をつけているそうです。
スキーの三浦雄一郎とも友人関係で、現在1,700名の社員と全国に80店舗を持ち、日本で高額所得者の百番以内に入った事もあるそうです。
話も大変面白く中学の時から酒が好きで、大学を卒業しても就職が決まらず水商売等したとのこと。
25才から27才までアルコールのため3年間入院してたそうです。
その後牧師になろうと思い神学校に行きましたが、どうも気持ちが中途半端で、また違う神学校に2ヶ所行って卒業。
しかし決心がつかず、これは自分の道ではないと思い、親の商売を引継ぎ35年前ムラサキスポーツを立ち上げ、実業家として頑張り、特にスノーボードとサーフボードで実績を上げて現在の地位になったそうです。
自分がこれは自分の道とは違うと思ったら、しっかり考えて道を探す事だと言っていました。
それから成功への秘訣は語る言葉を大事にして、良い言葉を語り、又良い行いを心がけ、一日に何回も感謝の気持ちを持つ事だと言っていました。
 今日は参考になるお話を聞けたと感想を話しながら帰宅しました。
(写真:ラベンダーの花!佐倉にて)
         
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富士山が悲しんでいる

2008-06-13 | Weblog
 秋葉原の事件、とても悲しく驚いた。妻とこの事件についてよく話す。
TVで毎日のように報道され、その悲惨な現場が写し出されている。
犯人の事について評論家や大学の心理学者の方々がいろいろな意見を言っている。家庭環境で母親が厳しすぎた、性格、孤独、自己中心的、自己過大評価等確かにそういう事が原因にあると思う。
しかし、私はこの犯人が家庭にいろいろ問題があっても高校、短大と無事卒業したとの事なので、後は本人が家を離れ社会の厳しさを働きながら学んでいき、その為にいろいろ壁にぶつかったり、悩んだり、仕事を何箇所か変わるのは仕方なく普通のことだと思う。
若者のほとんどはこの様な経験をしながら頑張っており、家庭では社会の事は教育出来ないし親にはどうしょうもない事なのだ。
会社をリストラになりそうだといってもまだ若く25歳なので、健康に感謝して負けてたまるか!という気持ちで社会に正面からぶつかり将来を切り開いてほしかったと思う。
世界に目を向けると中国やミャンマーの地震や災害で家もなく、職もなく、食べる物のない人達が何百万人もいる。
将来どころかその日生きていくのが精一杯である。
私は、犯人は静岡で毎日富士山を見ていたと思う。富士山の様にもっと大きな気持ちを持ち、そして若さと健康に日々感謝して頑張ってほしかったと残念でならない。   
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布草履

2008-06-05 | Weblog
       「籠に乗る人 担ぐ人 そのまた草鞋を作る人」 
というのがありましたが、今手芸をする人の間では、布で草履を作るのがブームらしい。
我が妻も教会の友人に教わって一緒に作っている。
はじめは草履というよりも舟(?)の形に似ていたが、2足目になったら形もサマになり、
本人も「履き心地がとても良い」と喜んでいる。
私にも作ってくれると言うが、草履には良い思い出がないので、要らないと断った。
布地や必要なものが全部揃って1足分のセットが2千円以上で売っているらしい。
妻は荷造りひもだけ買って、後はいただいた浴衣や要らなくなった洋服で作り、
それがいいと喜んでいる。
正直に言って私はまったく興味ないが、本人が一生懸命なので、その気持ち大事にしてあげたいと思って
「よくできたねー!」とほめてあげた。
これも夫婦円満の秘訣です。
(写真は国宝、妻の作品) 

        



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全日本高齢者武道大会

2008-06-03 | Weblog
  昨日6月2日、日本武道館で全国の55歳~93歳の高齢者の武道大会が行われました。
剣道、銃剣道、薙刀(なぎなた)の先生方(選手)が審判、役員を含み450名参加し、
私も会社から休みをもらって千葉の先生方の世話役で参加させて頂きました。
年齢別に3つに分かれ試合があり80歳以上100名位いた様に思います。
いろいろハプニングがありました。
相手の選手が時間になっても小用でいなかったり、メガネがないとか履物を何処に置いたか忘れたとか相手を間違えて試合したり・・大変でした。
若い頃は、各県の剣豪として活躍されていた先生方も年齢が80歳を超えると耳や目、頭も衰え、日々鍛えていても若い時の様にはいきません。仕方がない事です。
けれど一人も怪我なく無事に終わりました。
高齢選手の一生懸命戦う姿を見て前向きに生きてるのだなぁーと感動しました。
午後5時にすべて終わりましたが、最後にマイクで女性の声で「皆様、来年も元気な姿を見せて下さい」がとても印象的で心に残りました。

        
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手話

2008-06-01 | Weblog
今日は久しぶりに素晴らしく良い天気の日曜日でした。
妻は午前中教会でメッセージの手話通訳をしました。
教会には30名位のろう者がいて、妻は若い頃から手話を覚え通訳をしています。
以前は警察の交通安全週間の講習会でも手話通訳をしていました。
ここ数年は高校にボランテァーで出かけて指導しています。
私も以前仕事で教習生に聾唖者が来ると担当していました。
その時は妻に手話を教わり大変助かりました。
時々電車の中で夫婦で静かに手話で話をしたり、買い物の時など「高いねぇ!」とか「買わない!」とか内緒で話すこともあります。便利です。
午後は妻は韓国語の勉強、私は以前の会社に運動(ウエートトレーニング)に行き
午後5時帰宅しました。
夫婦共に有意義な一日でした。
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