昨年の12月25日に糠漬けした大根を4カ月ぶりに味見してみた。
「ほのかに甘さが感じられて、マイルドな味」だった。噛めば噛むほど、奥深い味がした。
調味料は、米ぬか・昆布・干した柿の皮・干したミカンの皮・韓国唐辛子・粗塩。甘いのが嫌いなので砂糖は一切入れない。
「干した柿の皮」のほのかな甘さと「米ぬか」などの調味料が滲み込み、絶妙でマイルドな奥深い味に仕上がった。4カ月間、漬け込んだ甲斐があった。
少し糠のついたままの沢庵を小分けし、ビニール袋に入れて冷凍保存した。味見した11歳の孫が、「これ、美味しい」「欲しい」と、味見用に切った「大根のぬか漬け」をパックに入れて持って帰った。
<昔ながらの大根のぬか漬けができるまでの工程>
①収穫した大根を干した(2017/11/25)
②1か月後の干し終わった大根(2017/12/25)
・こんなに曲がるほど干した:干し過ぎたかも・・・
③大根のぬか漬け(2017/12/25)
・糠以外に使った調味料
・漬け込み
④4カ月漬け込んだ「昔ながらの沢庵」(2018/5/1)
・1か月間干し、4カ月漬け込むと水分が殆ど抜ける。食べるには、「しなこい(方言:シャキシャキ感がなく噛み切りにくい状態の時に使う)」ので、噛みやすいように細かく切った。
・右の「約1か月間、米麹で漬けた大根」は、少量の着色料で薄黄色く染まっている。左の「約4か月間、ぬか漬けした大根」は、米ぬかや調味料が滲み込んでできた自然の色合い。
・冷凍保存した