紀州・有田で田舎暮らし

思いつくままに野菜や果実や漬物を作ったり、時には青春する心を求めてさ迷ったり、気ままに田舎暮らしを楽しんでいます。

「すいか」の収穫が終わった

2022年08月01日 | 家庭園芸&直売所

今季は熟すのが早いので、例年なら8/6以降が収穫適期の「すいか」だったが、早めに収穫した。

今季最後となった収穫は、大玉スイカ7個と小玉スイカ8個の計15個だった。

これで今季の収穫個数は、大玉・小玉あわせて「63個」となった。

今後とも破られることのない我が家の大記録だと思っている。

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残った収穫適期でないスイカも、蔓枯れがすすんでいたので全て収穫し、孫たちの「スイカ割用」に使うことにした。

 

《以下、今季のスイカ栽培を振り返ってみました》      

・・・落胆する日々が続いたことも・・・

思いつきもあって大玉5株・小玉4株と例年の倍ぐらいの苗を植えた時は、大玉で1株3個、小玉で1株5個、最低でも35個は間違いないと胸算用していた。

いざ着果時期になると、直前に施肥したためか雌花が少ない上に雄花も見当たらず、受粉作業もままならずに気落ちする日々が続いた。

着果時期終盤になって、「スイカさん」が目覚めたのか、「お天道様」が味方してくれたのか一気に受粉作業と着果がすすんだ。

加えて、「虫さん」もせっせと受粉してくれたので、予想以上の大量収穫となった。

 

・・・施肥で思ったこと・・・

「肥料が効きすぎると、蔓に養分がいって雌花も雄花も咲きにくい」のは、教科書どおりだと思った。

でも、その間、肥料が効いて蔓がどんどん成長し根張りも良くなったことが、終盤になって一気にたくさんの雌花・雄花を咲かせる要因になったと思っている。

また、しっかりした根張りが、「超ジャンボすいか」や「大量収穫」に結びついたとも思っている。

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今季のスイカは例年に比べると、どのスイカも甘さが強かった。

気候の影響もあったかもしれないが、根張りがしっかりしたことで、養分をたっぷりと吸収したから甘くなったのではないかとも思っている。

来季、作るとすれば苗ごとにいろいろ試してみたい気もしている。

 

・・・来季は・・・

スイカ大好き人間と言えども、50個・60個ともなると着果・肥大を見回ったり着果棒を用意したりが大変だったし、収穫時の運搬やシャワー洗いの負担もあった。加えて、食べきれないのでアチコチ配りで走り回ったりもしたので慌ただしい日々だった。

一方で、17kg級の超ジャンボなスイカが2個も出来たり、63個という大記録が生まれた感動もあった。また多くのご近所さんから喜んでもらえたことも気持ちを高ぶらせてくれた。

ただ・・・ 

来季も達者でスイカ作りが続けられるならば、気楽な家庭園芸をするのであれば、5株以内に抑えるべきだとは思っている。