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しりしよくの>自民党内で菅政権を見限る動き 菅&二階では選挙を戦えないの声

2021年09月02日 23時00分12秒 | 政治のこと
後手後手に回ったコロナ対策で、菅政権が窮地に陥っている。自民党内では“泥船”の菅政権を見限る動きも始まってきた。

2021

 緊急事態宣言の国会報告が行なわれた1月7日の衆院議院運営委員会。トップバッターに立った自民党の松本洋平・元経産副大臣(東京19区)が、西村康稔・経済再生相に厳しい質問を浴びせた。 

「去年12月には新規陽性者数が過去最多の水準になっていた。年明けのこのタイミングで発令した理由は何か。もっと早く出すべきだったとの批判にどう答えるのか」 

 野党より厳しい追及だ。それもそのはずで、内閣支持率は急落を続け、NHKの1月調査では支持率40%で不支持率(41%)が上回った。緊急事態宣言については「遅すぎた」が79%に達している。いまや自民党議員は菅首相を批判しないと選挙で生き残れないのだ。 

 週刊ポストでは、政治ジャーナリスト・野上忠興氏の協力で衆院の全選挙区と比例代表の選挙予測を行ない、自民党にとって最悪ケースでは、53議席減で過半数割れもあり得ると報じた。 

 実は、自民党もこの年末年始にひそかに世論調査を行ない、全小選挙区の情勢を調査していた。自民党選対関係者が語る。 

「全体の結果は菅総理と二階俊博・幹事長らごく一部の幹部にだけ報告されたが、現段階でも小選挙区だけで40議席くらい減らす可能性がある。各議員にはそれぞれの選挙区の情勢が伝えられ、どんな手を使っても挽回しろとムチが入っている」

 苦戦を知らされた議員たちは、票が取れるなら、総理批判であろうとなりふり構っていられない。自民党の大臣経験者が言う。

 「衆院選を巡る状況は、追い込まれ解散で自民党が大敗した麻生内閣の時(2009年)にものすごく似てきた。コロナ対応が後手後手に回り、地元を回っても“今頃緊急事態宣言なんて何をやってるんだ”と言われ、強い逆風を感じる。支持率はもっと落ちていくだろう」

  菅首相への党内からの批判も今後増えるという。

 「選挙が終われば総理は代わる。ポストが欲しいベテランも選挙が厳しい若手も、菅さんの顔色を窺う必要はなくなった」(同前)

入院拒否で1年以下の懲役または100万円以下の罰金-。新型コロナウイルス感染者が入院や疫学調査を拒否した場合に罰則を設ける感染症法改正案が波紋を広げている。


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池袋暴走事故、飯塚被告に「懲役」ではなく「禁錮5年」判決文にあったその理由

2021年09月02日 22時14分50秒 | 事件と事故

東京・池袋で2019年4月、高齢者が運転する車が暴走し、当時3歳の松永莉子さんと母親の真菜さん(当時31)がはねられ死亡した「池袋暴走事故」。

東京地方裁判所は9月2日、2人を死亡させ、男女9人に重軽傷を負わせたとして、自動車運転処罰法違反(過失運転致死傷)の罪に問われた飯塚幸三被告(90)に禁錮5年(求刑・禁錮7年)の実刑判決を言い渡した。

判決の理由はどのようなものだったのか?【BuzzFeed Japan / 籏智広太】

 【動画】

「本当に二人の命と向き合っているのか」池袋暴走事故、初公判に参加した遺族の思い 今回、飯塚被告が問われたのは自動車運転処罰法の過失運転致死傷の罪だ。法律で決められた刑の上限は「懲役もしくは禁錮7年、100万円以下の罰金」となっている。

 《(過失運転致死傷)第五条 自動車の運転上必要な注意を怠り、よって人を死傷させた者は、七年以下の懲役若しくは禁錮又は百万円以下の罰金に処する。ただし、その傷害が軽いときは、情状により、その刑を免除することができる》

 検察側は禁錮7年を求刑していたが、判決は禁錮5年。被告の無罪主張を退けた。 裁判所は量刑の理由で、「踏み間違いに気付かないまま自車を加速させ続けた被告人の過失は重大」「被告人が本件事故に真摯に向き合い、自分の過失に対する深い反省の念を有しているとはいえない」と批判している。

 「被告人の過失は悪質」としつつ、「酒気帯び運転等の悪質な運転行為に伴うものではないことから、禁錮刑をもって処断するのが相当である」と結論づけた。 

また、「被告人に有利に考慮すべき事情」として(1)適正な損害賠償が支払われるか、支払われる見込みであること(2)運転免許の取消処分を受けていること(3)被告が高齢で体調も万全ではないことなどーーを挙げた。 さらに、弁護人が主張していた報道や街宣などによる「過度の社会的制裁」についても「本件に伴って被告人が受けた不利益」と認定。

ただし、「やむを得ない面もある」「考慮する程度は自ずと限定される」とも補足している。 そのうえで「過失の重大さや結果の甚大さといった本件の犯情の重さからすれば、被告人に有利に考慮すべき事情を踏まえても、被告人については長期の実刑は免れない」として、禁錮5年を言い渡した

禁錮と懲役の違いは?執行猶予は?


判決文でも言及されているように、過失による交通事故では「悪質な運転行為」が伴わない限り、禁錮となることが多い。では、そもそも禁錮と懲役の違いは何なのか? 刑法9条では、刑の重さは「死刑、懲役、禁錮、罰金、拘留及び科料」の順番であると定められている。つまり、法的には禁錮刑よりも懲役刑の方が重いものであると言える。 

禁錮刑と懲役刑の違いは、刑務所内で刑としての「作業」(刑務作業)をするか否かだ。 作業内容には、木工、印刷、洋裁、金属及び革工などの業務のほか、刑務所内の炊事や洗濯なども含まれる。 ただし、法務省の資料によると「大部分の禁錮受刑者は申出により作業に従事している」という。 なお、今回の判決では、刑を言い渡されても再び罪などを犯さない限りは収監されない「執行猶予」がついていない。 執行猶予の対象は前科がない者などについて、「3年以下の懲役・禁錮又は50万円以下の罰金を言い渡すとき」(刑法25条)なので、今回の判決はそもそも該当しない。

飯塚被告はどうなる?


飯塚被告は在宅起訴されている。検察か被告が控訴した場合は、判決が確定するまで、刑務所に収監されることはない。 

また、飯塚被告の健康状態などによっては、仮に刑が確定しても、検察官が「執行停止」する可能性もある。 執行停止は刑事訴訟法の482条で定められており、刑によって「著しく健康を害する」「生命を保つことのできない」おそれがある場合や、70歳以上である場合などが対象となり得る。


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裁判長「判決に納得できるなら謝罪を」 沈黙する飯塚被告 池袋暴走

2021年09月02日 22時04分23秒 | 事件と事故
判決に納得できるなら、遺族や被害者に謝罪を」。裁判長が判決の最後にそう語りかけると、被告は……。 

【写真】妻子の遺影とともに会見する松永拓也さん(右)と、亡くなった真菜さんの父の上原義教さん=2021年9月2日午後4時22分、東京都千代田区、嶋田達也撮影  

東京・池袋で2019年4月、暴走した乗用車で母子が死亡するなどした事故で、自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致死傷)の罪に問われた旧通産省工業技術院元院長・飯塚幸三被告(90)に対し、東京地裁は2日、禁錮7年の求刑に対して禁錮5年の実刑判決を言い渡した。 

 黒いスーツ姿の飯塚被告は、車いすで入廷。下津健司裁判長が判決の理由を読み上げた約1時間、飯塚被告はほとんどうつむいたままだった。

  判決は「ブレーキと間違えてアクセルを踏み込んだ過失がある。アクセルペダルを最大限まで踏み込み続けた」と述べた。

  事故では、横断歩道を自転車で渡っていた松永真菜さん(当時31)と長女莉子ちゃん(同3)が亡くなり、9人が重軽傷を負った。 

 被害者参加制度を使って公判を傍聴した真菜さんの夫の拓也さん(35)は、下津裁判長が「2人は事故で突如として将来への希望や期待を断たれ、愛する家族と永遠に別れなければならなかった」と述べると、こらえきれずにハンカチで目元をぬぐった。  

下津裁判長が判決後、「あなたの過失は明白と判断しました」と語りかけると、飯塚被告は静かにうなずいた。 

 さらに「判決に納得できるのなら、自らの過失を認めて真摯(しんし)に謝っていただきたい。それが遺族や被害者がまず求めていることなので実践していただきたい」と続け、不服があれば控訴ができることを告げた。 

 これに対し飯塚被告は、沈黙のまま一礼し法廷をあとにした。(新屋絵理)



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東大生タレント探しに躍起のテレビ局「彼らは新たな金脈です

2021年09月02日 21時30分12秒 | 教育のこと

テレビ界を東大生が席巻している。TBS系列『東大王』を筆頭として、『Qさま!!』(テレビ朝日系)、『今夜はナゾトレ』(フジテレビ系)、特番『頭脳王』(日テレ系)など、各局がこぞってクイズ番組で「東大生タレント」を起用しているのだ。 


【写真】チェックのシャツに白の蝶ネクタイ、光沢のあるネイビーのロングジャケット姿の松丸亮吾。斜め下から撮影

※週刊ポスト2020年9月11日号

 中でも抜群の人気と知名度を誇るのが、「元祖・東大王」としてパイオニア的存在の伊沢拓司(26)だ。伊沢の後も、「東大医学部のプリンス」の愛称を持ち、3月に医師国家試験に合格した水上颯(25)や、「スタンフォードが認めた才媛」「美しすぎる東大生」と呼ばれる現役法学部生・鈴木光(21)など、数々の“秀才スター”が生まれている。 

 民放バラエティ担当がブームの背景を語る。 「東大ブランドの強みと東大生の個性的なキャラが相まって人気に火がついた。タレントを起用するよりギャラが安く済むし、スポンサー受けもいい。テレビ界の新たな金脈です」

「クイ研人脈」で芋づる式に
 東大生人気を受け、各局は“スター東大生”探しに躍起となっている。現役の

東大法学部3年生が明かす。 「赤門前にテレビ局の人が朝、昼、晩と張りついていることもしょっちゅうで、週に何度も『テレビに興味はない?』と声をかけられます。サークルのSNSに出演依頼のメッセージが送られてくることもあります」

 しかし、そうしたローラー勧誘で“スター”になる東大生はほとんどいない。東大生タレントを、最も多く輩出しているのが「東大クイズ研究会(通称・クイ研)」だ。前述の伊沢や水上はクイ研出身で、現在『東大王』に出演中の鶴崎修功(25)、林輝幸(23)らが所属している。  

鶴崎はIQ165を誇り、『東大王』の中でも実力はトップクラス。林は「東大文学部の叡智」と称えられる一方で、時折飛び出す珍回答で人気が高い。クイ研に所属していた東大OBが語る。

 「毎週1回、5時間ほどをかけてクイズ問題数百問を解くのが主な活動のサークルです。私が所属していた頃は50人程度の規模でしたが、『東大王』人気もあって今では200人以上のメンバーがいるそうです。クイ研のメールアドレスにテレビ局から出演依頼が届き、希望者が応募します。こうした依頼は年に数回ありました」 


 出演希望者は、各局が行なうオーディションに参加することになる。 「クイズ試験と面接を受け、面接では2人の面接官にクイズ歴などを記入した面接シートを提出した。クイズの強さだけでなく、質問の受け答えでタレント性を吟味しているようです。私の頃は20人くらいがオーディションを受け、受かるのは4~5人でした。今ではもっと“倍率”が上がっていると思います」(同前)  

その東大クイ研の中で、特に一目置かれるエリートたちがいる。クイ研出身で『東大王』ブームの火付け役となった前出・伊沢が立ち上げた団体「QuizKnock(クイズノック)」のメンバーだ。 『東大王』の現レギュラーの鶴崎、林がともに所属し、YouTubeチャンネルの登録者数は143万人を超える。前出の水上も元メンバーだ。ある民放局員が言う。


伊沢さんが注目するクイ研の後輩たちに声をかけ、“囲い込み”をしています。2019年4月には株式会社化し、YouTubeの動画作成やウェブメディアの運営も行なっている。クイズノックのメンバーがテレビで顔を売れば売るほど、YouTubeチャンネルの認知度が上がり、ビジネスの拡大につながる。最近では伊沢・鶴崎・林というクイズノックの3人が中心となって『東大王』とインスタントラーメンブランドのコラボレーション企画も実現した。 

 手広い事業で稼いでいる伊沢さんに、自ら『テレビに出たい』と売り込みに行く東大生もいると聞きます。近年では『テレビやネットで顔を売ってから起業したい』という野心を持つ東大生も増えている。彼らにとって、伊沢さんはカリスマ級のアイコンなのです」  このところ、テレビ局はますますクイ研、クイズノックへの依存度を高めている。 

「赤門で声をかけても、東大生は『テレビに恣意的な編集をされるかもしれない』という危機管理意識が他の大学の学生より高いため、なかなか出演者が確保できない。その点、実績ある“東大人脈”で紹介された学生のほうが交渉もスムーズだし、安定感もある。 

 最近、テレビスタッフの間で聞かれるのは、『東大生は東大生の言うことしか聞かない』という“格言”。その中で、クイ研や伊沢さんはパイプ役として存在感を増している」(前出・民放バラエティ担当) ※週刊ポスト2020年9月11日号

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「新しい総裁のもとで」「辟易とする」怒り噴出 ついに公然と“菅降ろし”発言

2021年09月02日 20時01分56秒 | 政治のこと
「新しい総裁のもとで」「辟易とする」怒り噴出 ついに公然と“菅降ろし”発言

自民党・谷垣グループ(有隣会)の代表世話人を務める中谷元防衛相は、グループの会合で挨拶し、「新しい総裁のもとで政策を実行していく」などと述べた。 また、菅首相が来週にも断行する見通しの党役員人事・内閣改造については「党員や国民はおそらく辟易とする」と批判した。

 【以下、発言全容】 総裁選につきまして、昨日の報道などで衆議院の解散とか、自民党の役員人事などがありましたけれど、総裁選の日程は決まっていまして、勝手な個人の都合とかで変更すればですね、自民党の信頼を失ってしまうんじゃないかなと思います。


「人事で釣る」という方法もあるんですけど、これに対して党員や国民がどう見るか、おそらく辟易とするんじゃないかと思います。 

さらに立候補する議員も出てきておりまして、どのような自民党であるのかということが今、注目されているわけですので、全国の党員や、国民に対して、その期待に応えるということで、総裁選挙は党則で決まっている本則に基づいて、決められた日程のもとで正々堂々と行って、自民党が新しい総裁のもとで、しっかりとした政治基盤のもとに政策を実行していくと、そのような総裁選を実施すべきだと思います。


 また、臨時国会、これは野党から要求がありましたけれど、見送りが決まったと言われていますけれど、まさにコロナ対策をどうするのかという点で、この対応を国民から求められているわけであります。 

やはり、開かれた政治の場ということで、臨時国会を開いてしっかりと政府が、どのようなコロナ対策を実施して、どうするかということをきちんと説明した上で、コロナ対策に必要な予算とか、法律を成立させて、コロナ対策に国民が理解をいただけるように努力して、それから解散すべきです。

 国会で答えも出ていないまま解散・総選挙に突入してもですね、国民の理解を本当に得られるのか、きちんと政府が説明した上で対応すべきではないかと思います。


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