川ちゃん農園だより 樹齢700年といわれる黄大銀杏と坂東十番札所岩殿観音本堂

農家の遊休土地をお借りしてはじめたものです。カメラも趣味ですので四季の移り変わりを記録して行きたいと思います。
  

川ちゃん農園だより 文月、7月

2010-07-01 09:29:26 | デジカメコーナー

 きょうより文月、7月がはじまる。ある予報士さんによると梅雨の半ばだそうである。まさに青葉したたる梅雨の中ほどである。樹木は鬱蒼と青葉を茂らせている。これが夏木立というものだそうです。「人声に蛭(ひる)の降るなり夏木立」 一茶 (人の気配を察知して山蛭が落ちてくる。) まだ梅雨明けは遠い、今年の梅雨の特徴はしとしとと降る雨といっときに降る雨が半々とのこと、この時期の洪水や山、崖崩れにによる災害に注意したいものである。1日山開き・海開き、7日七夕・小暑、10日浅草観音四万六千日、17日京都祇園祭、19日海の記念日、23日大暑、25日大阪天神祭、26日土用の丑の日と歳時記はつづく。毎月の朔日参りに箭弓神社へ行ってきた。箭弓神社では前日30日が名越(陰暦6月の晦日)の祓いの行事があり、茅萱で作った「茅の輪」くぐり、疫病などの厄払いがなされていた。左前には永代常夜燈がその歴史を刻んでいた。安政四年巳(1857)九月納め、永代為御油料、金六拾両とある。今から153年前のことである。<岩殿山荘主人>


<名越の祓い、茅の輪潜り 6:42>



<永代常夜燈 6:45>