馬鹿も一心!

表題を変えました。
人生要領良く生きられず、騙されても騙されも
懸命に働いています。

窓の下は神田川 窓の上はスカイツリー。

2016-03-01 16:15:00 | 日記

3月1日 午前11時

窓の下には神田川。

今では、窓の上にはスカイツリー。

対岸の料亭下には都鳥の群れ。

柳橋

私は団塊世代

全共闘世代がキャンパスに群れていた。

南こうせつが唄った。

神田川

その時代 学生運動に背を向けて

登山に年間160日 明け暮れていた。

  昭和42年4月 神田川 お茶の水河岸の桜が散り始め

流れは桜色に染まり漂い隅田川に向かう。

その春 日比谷公会堂で入学式があった。

後に、会場に同学年として南こうせつがいたことを知った。

 あの頃、本当に何も怖くなかった。

今の若者の閉塞感は可哀相。

いにしえの頃

藤原業平が詠んだ。

名にしおはばいざ言問はむ都鳥わが思ふ人はありやなしやと(在原業平) 

 

神田川を溯れば、病床の人が一人寂しく暮らしている。

 

 


病床の後輩 青春を刻んだバッグタグ。

2016-03-01 15:46:34 | 日記

2月26日(金)15時

 

5年余前 大学体育会射撃部創部50周年記念

バッグタグを製作した。

先日 当時の製作依頼者から連絡があった。

 

「1級下の後輩にあげる予定です。

脳こうそくで障害が残り50周年には来られなかったのです。

現役時代よく電車で一緒になっていました。

やっと字が書けるようになりましたと手紙をもらいましたので

(施設に入っています)送ってやろうと思った次第です。

よろしくお願いします」。

 

サンプル保存ケースを探した。

バッグタグはあったが、裏面に個人名を彫刻する銘板がない。

レーザー彫刻する作業場へ行き探した。

 

レーザー彫刻して貼り付けて郵送した。

 

青春の想いでを刻むバッグタグ。

私も体育会山岳部で2年生になると

NO入り部員バッジをもらえた。

卒業すると、名入れ刺繍した半被が授与された。

 橋の下

激流、泥流、濁流、清流

幾年月が流れた。

数回の引越しがあった。

部員バッジは紛失した。

今でも心残りだ。

 

戻れない青春を刻み付けるメタルタグ

何としても見知らぬ人だが

渡したかった。

余談だが

ライフル銃のタグを製作するのは

国内では難しい。

元になる実物ライフルが製作現場にない

写真のみで製作するのだが

台湾で製作したので

かの国は、兵役義務があるので

男は実弾射撃訓練をしているので

形状が分かるのだ。