馬鹿も一心!

表題を変えました。
人生要領良く生きられず、騙されても騙されも
懸命に働いています。

墓参り カラスが群れに知らせた。

2016-03-22 19:33:53 | 日記

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3月20日(日)

9時58分発 逗子行に乗車。

戸塚駅には11時18分に着いた。

横須賀線沿い旧街道を大船駅方向に向かう。

鎌倉時代 武将達が

「いざ 鎌倉」と馳せ参じた旧道は

歩道は細く、すれ違うトラックのサイドミラーが

耳に擦れ合う程で轟音が耳元に響く。

スエードのジャンバーにジョギングシューズ。

春風もなく、早足で進む。

一里程歩いて門前に着いた。

 

カラスが鳴き、墓参り人が入門したと

群れに伝えていた。

山門を抜け石段を上がり中程で右に折れ

墓前に山門前のコンビニ店で買った菊の花と

紙パックの菊正宗、イカの燻製を置いた。

 

拝礼して、石段を更に登った。

古墳のような小山が墓地になっていて

斜面には墓石が整然と並ぶ。

息を弾ませてテッペンに着いた。

元々高台なので

周囲をぐるりと見渡せる。

樹間から西空を眺めた。

春霞の天空は丹沢山塊と富士を包んでいた。

残念!

頂きから墓地を見ると

弟夫婦はバケツと柄杓を持って

階段を上がるのが見えた。

 

正安寺 頂上

予備校講師であるアンチャンは講義で来られなかった。

 

 

墓石を拭き

3人で線香をあげ

生花を供え

お饅頭を捧げた。

鳥の囀りが飛び交い

カラスが墓前の饅頭を狙って

嘴を下に向けて待っている。

正安寺 弟夫婦

 

一人で眠る親父の墓暮らしは30年余が過ぎた。

 

地お袋は地上の松涛で一人暮らし。

 

 

遠くない日には、一緒に墓暮らしなる。

 

私も何時の日か、この小山で暮らすのだろうか?

13時 弟の車で実家に向かった。