馬鹿も一心!

表題を変えました。
人生要領良く生きられず、騙されても騙されも
懸命に働いています。

女性を敵にしない。Ⅵ 日本の村社会は変わらず。

2021-02-11 07:44:13 | 日記

女性を敵にしないⅤ 馬鹿は上手に噓をつけない。
日記


続きです。
マスコミ報道によれば、オリンピック組織委員会はムラ社会はと呼ばれる
報道見出し
「権限がない」菅さんが〝更迭〟できない森会長というムラ社会 「村役場の助役さん」と呼ばれた首相の責任
石頭の老害が牛耳る日本組織は、島国で
グローバル化した世界を認識できない。


私が書記長になった年に立法化された。


39年前に書いた論文は拙文だが風化していないのだな?



悪筆 誤字 脱字論文だが
当時と日本の組織は島国から脱却できない。
今後もそうなのだろう。




昭和57年1月15日










一部抜粋

設問Ⅰ


「会社主義」の功罪について具体的な考察をしてください」。




日本の雇用制度を欧米と対比することにより、日本の企業特性とされる


会社主義が今日形成されるようのなったかを考えていきたい。


欧米の企業が仕事的(職種)採用を行うのの対して日本は


属人的採用を行い、賃金支払いも同様である。


つまりその企業に入社してから定年(日本企業固有の制度)までの間に


年齢、性別、学歴、勤続、職務遂行能力等を企業内で勘案しながら


全人格も含めての終身雇用を行ってきている。


すなわち、これらは社員に忠誠心という帰属意識で結ばれており


これを植え付け、養成することにより安定した企業運営を


継続的に行うことが出来る。


つまり企業内人間関係は、まあ!まあ!という許しあいの社会を造り


外への目が向かない。


経営者も働く側も同一意識として運命共同体であると感じ、その価値基準は


社会生活をも、社の経営理念延長線上の尺度でしか見定める事が出来ない。


しかし、欧米はその仕事に対する雇用と賃金形態を採用しており


企業と離れた横断的な価値基準の視点からトータルな社会文化生活をみている。


この対比により、日本企業の現在置かれた状況が浮かび上がる。


つまり、日本企業と世界経済の摩擦、または国内における環境破壊、モラルの


荒廃へと繋がり、日本全体がジレンマに陥っている。


以上の対比を象徴的に現わすと、WHAT ARE YOUと言う


問いかけに、欧米人は職種で答え、日本人は会社名で答える。


これは日本企業が一種の村的集団であり、外部のいかなる圧力に


労使一体となって排他してゆく。


つまり、会社中心主義→企業内組合→労使協調→家意識→相互助け合い→


馴れ合い→根回し→責任感の欠如→公私の別無し→この企業内調和的均衡は


企業の性格を独善的なものにして、そこで働く者の達はその座標軸を


中心して回っている。


従って、社会正義の為の内部告発も極めて少ない。


これは欧米と日本の規律、モラルの違いだけでは決め付けられないが


企業で培養された価値観は働く者を会社主義とし


古来武家社会の成立からもあるように、容易に脱却するこは出来ない。


しかしながら、内外の諸情勢と今後の日本経済及び個々の企業にとって


会社主義を変換させて、その価値観を世界共通普遍的な社会標準化に向けなければ


企業と安定と進展はありえない。


こうした事を踏まえて、働く者達が個々に自覚して行動するに当たっての意識は


人間的初心に帰り、平等の原点に立ち戻り、社会の客観的基準を価値判断として


自己の行動を実践し企業運営にも反映させていかねばならない。


オフイスコンピューターの導入が急速に進むなかで


我々は会社主義の時代を社会一般と対置させて


自己を客観的に見詰め直さなければならない事を銘記すべきである。


了。





読み返して溜息が付いた。





私はまだサラリーマンとしての社会生活が未熟で


大人の建前と本音が理解できない青二才だったのだ。





理想を掲げ、会社とは「こうあるべきだ」との


主張に会社側は反論できなかった。





人間が自己生存と己が自身の利益のためには


相手を傷つけても守ろうとする本能を理解していなかった。





嫉妬と妬みの組合執行部は離れていった。


女子社員だけが母性本能なのか


悲しい目で私を見つめた。





当時の関係者は既に定年に達し、故人になった人


所在不明の人、悠々自適の人


当時を知る人は殆ど残っていない。


夏、お盆の激暑、千鳥が淵ダイヤモンドホテル」で開催された


組合全国大会で組合書記長を下りた。


退社は告げなかった。


3歳の息子と1歳の娘がいた。






住宅ローンも払えず、横浜の実家に家族ごと


居候した。





それからの人生は、お人好しで愚鈍な馬鹿正直な性格が相手につけ入れられ


騙され続ける苦難が待っていた。





ちなみの試験の点数は89点だった。


現在、日本経済の命運を賭けての


TPP交渉はは小さな利権集団コップの戦争なのだ。


荒々しさのない大企業はひ弱だ。


およそこの世で形あるものは何時かは朽ち果てる。


続く。


嫉妬されてこそ、本物だ?

私も時は過ぎて74歳になった。



時の過ぎ行くままに