毎日テレビの報道を見るたび
今回の地震と津波の被害の大きさを、さらに深く思い知らされています。
今日は義援金「ぼろ市」のために
友人たちと4人で物を持ちより値札付けをしました。
「テレビで原発の報道を聞く度、ドキドキして怖くなる」というお友達。
「車は動かさないようにしないとね」
「町の中もし~んとしてるわよ、車を控えてるよね」
「私はウォシュレットの電源を切ったわ。」
「夕ご飯までは電気つけないの、怖いからテレビだけは点けてる。」
「気持ちだけだけど、郵便局から募金に協力してきたわ」
などなど、等々…
みんな同じこと考えてるなって、本当に思いました。
私も原発の様子を見てると、心配と焦りでドキドキしてきちゃう。
そして今朝は一番に、ネットで募金に協力しました。
少しでも何かのお役にたてれば。。。
ひと時、何人かで集まれば気持ちも落ち着き元気も出ます。
日当たりもあったし、皆厚着のまま暖房なしで作業しました。
被災地の様子を見るたび、暖房を入れることがとても申し訳なく感じます。
夜もちょっと暖房しては切って、毛布を膝にかけて過ごしています。
余程節電しないと大規模停電の起きる恐れが、と
繰り返しテレビで訴えています。
戦後の動乱も、電気なしの生活も身を持って経験してない世代には
今回のことが、まだ身に沁みてわかってなくて
だんだん少しずつ現実のものとして迫って来ているように思います。
でも大丈夫、そんなことくらいで弱音は言っていられませんから。
窓辺ではデンドロが綺麗に咲いています。
こんな姿を見ている間だけは心をゆるやかにして
少しの時間、いま起きていることから頭を放します。
親株から去年分けた二鉢が仲良く咲きそろっています。
2階の窓辺に置いてあった親株も
室内の自然な温度だけで咲きだしました。
デンドロは関東なら暖房が無くても充分咲けるんですね。
この親株は3年目だったでしょうか、植えっぱなしで鉢がわりの缶も錆びて真っ赤。
雑草がびっしり根元を覆っています。
そして黄色い花のデンドロ。
これは先程の白い方のデンドロより難しい感じです。
茎の中の2本にだけ蕾がちょっとずつ付きました。
報道が少しずつ、家族ひとつひとつ、個人一人びとりにスポットを当てだしました。
あまりに辛くて、目も耳もふさぎたくなる。
どうかせめてもう少し物資だけでも早く届けてあげて欲しいと
ただ祈っています。