nasu_star's blog

那須で自然に親しみ、星と自然を愛するブログ

環境展2024

2024-02-19 08:35:18 | 星空
昨日は那須塩原市の「消費生活と環境展」が開催されました。

昨年から環境展の会場が「いきいきふれあいセンター」(黒磯公民館)から駅前の「みるる」(図書館)に移って今回で2回目になります。

以前、この地に移住して間もない頃に綺麗な夜空を幾つものサーチライトが灯台の如く照らしている光景を目の当たりにして、県や市の環境課に光害防止について提案や協力を求めていました。
そんな時、市環境課による環境展の開催が始まって間もなかった2000年2月20日開催の時に出展依頼を受けて出展を始めてからもう25年目になります。
2005年頃だったと思いますが、それまで別々の名称での同日開催だった二つの催し物が「消費生活と環境展」と名称統合され今に至っています。

自分でも驚いていますが、星仲間や妻の協力があって続けられています。
ありがたい事です。
今回は最繁時間帯に妻にも手伝いに来てもらって助かりました。

25年間大雪とかコロナとか外部要因によってイベント自体が中止になった年も有りますが、個人的理由での不参加は一度もありません。(皆勤賞!)

多分、環境展での市の組織や大企業以外の一般参加の中では最長のブースのはずです。
他の参加ブースの名称で過去に有った全ての名称は今は無く、25年間変わらず存在しているのは私達のブースのみです。

土曜日に準備に行って展示物を全部完成させたかったのですが、今年は私達のブースだけは会議室ではなく完全に図書館の一般利用者が入るスペースでしたので、一部のパネルは事前設置出来ませんでした。
仕方ないので当日の朝、早めに行って完成させました。

その完成した状況が次の写真です。
会場のスペース的に昨年よりパネルが1枚減りましたが、展示内容を駆使してなんとか納めました。

このアンケートを書いて頂く机の中央の電気スタンド素敵でしょ。

まるで、私達が用意したスタンドみたいですが、実はこのスタンドは床に固定の図書館の備品なんですが、とっさに閃いたアイディアで上手く活用させて頂きました。


今回は外の歩道に面した窓が有ったので、こちらも前日にアイディアが出て窓ガラスにA2サイズの大きな星の写真を外向きに貼って通行人の気を引く作戦も出来ました。


更に、図書館内の通路から奥まっているので歩く人が分かるように、前日に急遽作った秘策があります。
それが、この看板。


ちょっと写真では分かりづらいかも知れませんが、上部の直線部に例のワイヤーLEDを付けて点滅させています。
通路を歩いていてこの看板が目に入らぬ人はいないと思います。


実際、この看板を見て来場してくれた中学生や高校生も何人も居ました。

勿論このイベントを知らずに図書館を利用に来られて看板に引き寄せられたそうです。
中には「高校に行ったら天文部に入るんだ」と目を輝かせる宇宙の事にとても詳しい中3の子もいました。(えッ、昔の自分の様な・・)
以前の公民館での開催時ではあり得なかった通りすがりの多くの若い層の集客が出来ました。

説明用展示物の全体像はこんな感じです。

光害とは何かを知って、悪い照明による被害の実態を知り、解決方法を学び、市内の具体的な良い照明を知って頂き、市内で撮った実際の星の写真を見て、夜空の環境保全の必要性と安全な生活を送るための照明の方法を理解して頂く
流れとなります。


10時になって一般の図書館利用者が入場し始めると、どんどん来場者が増えて11時を過ぎるとこの写真の倍くらいの来場者になり私とnojiさんと別々に数人まとめての説明をしたりと力が入りました。
そんな状況の写真は忙しくて撮りようも無いです。


中には質問攻めの方もいましたが全て難なく回答すると、「あなた方はどう云った団体なのか」とちょっと怖い顔で聞かれたので、「星が好きな仲間での個人的な参加で、必要な光を消すのではなく正しい使い方を知って頂いて星空の見える街を守りたいんです」と云うと大変驚かれてこれからも継続する様、激励を頂きました。

話しの内容からすると、何処かからお金をもらって環境問題をネタに利権絡みの環境活動をしている団体かと思い込まれていたのだと思います。
この方は一体どんな方なのか逆に知りたい気がしました。

また、ネットでこのイベントを知って遥々隣りの県から来られた方や、沖縄の小島から旅行に来てたまたま駅前を歩いていて図書館に入ったという若い女性も居て、その島には全くと言って良いほど街灯が無く、凄い星空を毎日見ていると云います。
そんな光景一度見てみたいものです。

それにしても、やっぱり子供も大人も太陽系儀に釘付けになります。


特に親子で来られる方の大半はお父さんやお母さんが水金地火木土・・・と、お子さんに教えますが、中には小学生の子がお父さんお母さんに説明する親子も何組かいました。

そして皆さん同様に・・・
「えッ、なんでそんなこと知ってるの・・・」と親が驚く場面も。
多分、自分の子が宇宙のことにすっごく興味を持っている事を今まで知らなかったのだと思います。

私が褒めてあげると、得意げな顔で喜んで親も嬉しそうです。

例年ですと2時を過ぎると来場者は激減しますが、今年は終了時刻の3時を過ぎてイベント終了アナウンスが流れて他のブースは既に撤去作業を始めている中、私達のブースには何人もの来場者がいて片付けが大分遅れてしまいました。

図書館内と云う条件も有ってか、これまでとは違う人種かと思う様な来場者が多く、書いて頂いたアンケート内のコメントを見てもその違いが明確に分かるほどです。

私も今までになく有意義な一日でした。
ご来場頂いた多くの方々に感謝です。
そして開催して頂いて機会を与えてくれている市職員や星仲間と妻にも感謝です。

ありがとうございます。

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星仲間の新年会と竹水

2024-01-16 07:54:36 | 星空
昨日、平日にもかかわらず昼間から星仲間の新年会を行いました。
4人の内、勤め人は一人だけなのでその人の休みに合わせれば他の人は来れる訳です。

集合時間は12時で、豪華買い物をします。
来年度の星空観察会の日取りを決定した後に豪華な寿司三昧。
腹が減っていて写真すら撮るのを忘れました。

その後は酒飲みになり、二人だけで一升瓶が無くなりました。
(4人中二人は酒を飲まない)
その際にnojiさんが裏庭で採った真竹に大量の水が入っていたと、持って来ていました。


この密閉状態の竹の中に水が9割くらいまで入っている感じの水の音がして凄く重いです。
早速、節の所に穴を開けて出してみました。

若干黄色みがかった水が出て来ました。


飲んでみると、無味無臭。
しかし、まろやかで美味しく感じます。
酔った勢いで、私はコップ3杯くらい飲んでしまいました。
いや、本当においしかったです。

家に帰ってからよくよく調べると、竹水は5月頃に若竹から採るものらしい。
でも、今朝になってもお腹が傷むとか云った症状もなく大丈夫な様です。

そもそも、竹水ってかなりミネラル分も含まれていて体には良い水らしいです。

まだ穴を開けていない一本は頂いて来ました。
美容にも凄く良いらしく、顔に塗って寝ましたが今朝は肌がすべすべに感じました。
気のせいだろうか?

--
昨日、庭の雪がやっと全部消えたと思ったのに今朝起きると今シーズン2回目の雪景色になっていました。

次の土日あたりも降る様な予報になっています。
来週いっぱいそんな予報になっている様で、車の運転には注意が必要ですね。

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ふたご座流星群LIVEカメラのアーカイブ

2023-12-15 17:42:26 | 星空
2回続けてふたご座流星群のLIVE配信の動画の話題をおまけでブログに載せましたが、マツさんがハワイのマウナケア山頂からのLIVEカメラの映像が凄いと情報をくれました。

下記の動画は昨夜のふたご座流星群の極大時のLIVE映像のアーカイブです。

昨晩私が見ていた北海道のLIVEカメラも凄かったですが、確かにマウナケアの映像の方が写っている星の数が多いのでカメラの感度が良いのかもしれません。
とにかく流れ星の流れる頻度が凄いです。

以前(2001年)の流星雨となったしし座流星群はこの何倍も流れましたが、でもその時の記憶を思い起こさせるような状況です。

興味がありましたらご覧になっては如何でしょうか。
特に動画時間の中盤あたり(現地時刻23:30以降)から見ると流れ星が沢山流れます。
Geminid meteor shower 2023/12/13-14 LIVE from Subaru Telescope MaunaKea, Hawaii

なお、ハワイなので日付けは日本より一日ズレていますが、昨晩の映像となります。

また、部屋の明かりを消して大型TVで見ると、とっても臨場感がありますよ。

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星空観察会2023-4(やっと晴れた星空観察会)

2023-10-15 08:16:30 | 星空
昨夜は星空観察会を開催しました。
今年度通算4回目となります。

前回までの3回は全て雨と曇りで屋内でのイベント開催となりました。
で、昨夜は・・・
夕方までは良い天気。


18:30からの開催予定で、18:30までは快晴の様な天気でした。


が、18:30を過ぎるとにわかに薄雲が広がり出して危うい状況。

予約の来場者は12名で18:30頃に着いたので急いで土星やリング星雲やアンドロメダ銀河などの主要な天体を見て頂いて皆さん喜んでいました。

その後も薄雲が晴れたり広がったりを繰り返しながら徐々に雲が広がり、20:30の終了後には見えなくなってしまいました。

でも、土星は南の空にあって最初から見れましたが、木星は19:30頃になってやっと東の空の見易い高さまで上がって気流も安定してくっきり見る事が出来ましたし、2時間たっぷり様々な天体を見て頂けました。

星雲、星団等はコイケさんの32cm大型反射望遠鏡が大活躍で、しかもこのドブソニアンで一瞬にして視野内に目標天体を導入すると云う超特技の持ち主で、来場者にロスタイムを与えません。

私とマツさんは惑星を見せたり星座や宇宙の説明をしたりと来場者を飽きさせない接待に終始。

と、いう事で今年度初の外での実際の星空観察会ができました。


---スターリンクトレインを始めて見ました---

ところで、18時過ぎくらいから天頂から少し北寄りを西から東に向かって人工衛星がほぼ等間隔(同一視野に3機くらいの間隔)で同一線上を次から次と移動して行きました。
マツさんが最初に気付いたのですが、その時点から約30分で通算30機程度は上空を通過して行きました。

多分、イーロンマスクが打ち上げたスターリンク衛星だと思うのですが、実際に目にするとその数の凄さに驚きました。(これをスターリンクトレインと呼ぶ様です)
これまでの様にチマチマと一機づつ打ち上げていた時代は終わったのでしょう。

衛星自体は自己発光はしないので朝夕の上空にだけ太陽の光が届く時間帯に太陽の光を反射して見える訳です。

スマホの通信なども本当に人工衛星経由で全てが通信出来る時代が間近に迫っているのでしょうね。

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西村彗星とステラナビゲータ―11の不具合

2023-09-08 08:37:02 | 星空
このところ曇りばかりで、西村彗星はお目に掛からぬまま終わってしまいそうです。
でも、昨日の早朝トイレに起きた時、外を見たら快晴!
時刻は既に4:30。えーっ!

トイレも行かずに早速双眼鏡を片手に外へ出て彗星が見えそうな場所まで歩いて行きましたが、漆黒の闇は既に崩壊を迎えていて、刻一刻と空は明るくなるばかり。
しかもまだまだ大きな月が輝いています。

結局、4:40になってやっと探索を始めましたが、しし座の3等と4等星の星は見えるのですが、その近くに居るはずの彗星は見つける事が出来ずに空は明るくなってしまいました。

でも、空には冬の星座のオリオン座が南南東に有って、東の空には閃光を放つ明けの明星金星が輝いて、空気もヒンヤリ涼しく清々しい朝を迎える事が出来ました。

---
ステラナビゲーターって何って?
これは、天体シュミレーションソフトです。

先日の星空観察会の当日、家で各種ソフトや機器の動作確認をしていた時に、西村彗星の軌道情報を得るために、データーのアップロードを行いました。

その時は特段問題無く彗星の軌道が表示されましたが、一旦アプリを終了して再起動したところ、最初のロゴの表示が出て数秒で消えてしまってその後何も出て来ない状況となってしまいました。
何度やっても同じです。


状況をまとめると以下のとおりです。
・天体位置情報データーのアップロードするまでは正常に動作
・データーのアップロード後、アプリ終了後次の起動時にロゴだけ表示で動作せず。
・タスクマネージャー上でのプロセス監視においても、ロゴが消えた時点でステラナビゲータ―11のプロセスは消滅
・アンインストール後再インストールしても状況変わらず

にっちもさっちも行かない状況でした。
でも、Ver9、Ver10、それと買っては有ったもののインストールしていなかったVer12はインストールしてみると全く問題無し。

Ver11だけの不具合でした。

メーカーに問い合わせたところ、以下のQ&Aを見てくださいと回答を頂きました。

データーの破壊が起きた場合、再インストールでもそのデーターが残ってしまうため、個別にクリアする必要があるとの事。

早速、データのクリアを実施しましたが回復せず。

仕方ないので、自分で考えられる手順を様々実施。

:::確実に直る手順を見つけました:::

1.データのクリアをする。(上記Q&A手順)
2.Ver11のアンインストール実施
3.Ver11の再インストール
  (必要であれば地形データなどのオプションも必ず指定する(カスタム指定))
4.Ver11のアプリに対する最新システムアップデートを実施
5.彗星などの位置データーをアップロード(最後に実施が必須)
以上の方法で正常に動作出来るようになります。

特に、3項の地形データーなどのオプションはインストール時に最初に指定せずに、アプリの最新システムアップデートしてしまうとその後は「最新のバージョンになっています」と表示されて地形データーなどのオプションの適用が出来なくなくなります。
(その場合には最初から全てやり直し)

また、4項の最新システムアップデート前に最新天体位置情報データをアップデートしてしまうと、また同様の事象で起動しなくなってしまいます。
(結局、事象発生の条件は最新システムアップデート前での最新天体位置情報データのアップデートなのでは?)

なので、上記の手順以外の方法では上手く起動しないです。

暫く新彗星などの話題が無かったので天体の位置情報のアップデートはしていなかったのですが、ノートPCもディスクトップPCもその位置情報のアップデートした後に起動しなくなっています。(最新システムアップデート未実施)

カスタマーサポートからはそう言った回答は無く、最新のシステムアップデートをしていないと最新のWindows10のOSに対応できないとの事でした。

でも、最新システムアップデート前でも天体位置情報アップデートをしなければ事象発生はしません。

今回はたまたま最新のVer12を購入していたので、事なきを得ましたが一時は「あと数時間で星空観察会なのにどうしようか・・・」とドキドキしてしまいました。
勿論、今回の情報はその後に解決した結果になります。

という事で、この情報がお役に立てた方がおりましたら嬉しいです。

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西村彗星 肉眼彗星になるか!?

2023-08-25 07:50:27 | 星空
昨夜は今年初めての天の川を見ました。

上弦の月がありましたが、天頂付近の白鳥座を流れる天の川が見えました。
今年は天気が良くても空気中の水蒸気が多くて街明かりが乱反射するため夜空が白くなって天の川が見えませんでした。
それと日々雲が多かったです。

一般の方の「天気が良い」と星見人の「天気が良い」には違いがあります。
月明りがある中での天の川を見るのは本当に条件が良く無いと平地では難しいです。
それだけ昨夜は空気が澄んでいたのかも知れません。

----
今話題の静岡県の天文家の西村さんが8月11日にご自身での3つ目の彗星を発見し、それが明るくなるとの情報があります。

先日の星空観察会でもこの情報は来場者の方々に共有させて頂きました。

何時、どの方向に見えるのか?

実は現在でも明け方の空に見えていますが、彗星と云うのは太陽に近づいて太陽の熱で氷が融かされる事で、塵を噴出して尾が出来て見えるようになります。

太陽に近づくのは9月に入ってからで、今見てもぼんやりした核が見えるだけであまり尾は確認できません。
9月に入ると急激に加速して太陽に近づいて行きます。

9月6日の状況をシュミレーションすると・・・

これは9月6日朝4:00の北東方面の空になります。
縦横の線はそれぞれ間隔が10度(ほぼ、手をいっぱいに伸ばした拳の縦方向の角度)になります。

6日の彗星は明け方の東北東の空の地平線から握りこぶし分くらいの場所にあります。
光度は6等の予想になっていますので、肉眼で見えるギリギリの明るさなので双眼鏡などが必要です。

ただ、天頂付近にはまだ大きな下弦の月が居て、夜空を照らしているので条件はあまり良くありません。


9月8日になると、同じ4時でも見える高さは低くなりますが光度予想は5.5度になります。
月明かりは同様にあります。

9月11日になると、4:00ではまだ地平線から上がっておらず、4:20頃になって、やっと見えて来ます。
月も大分細くなって(画面上の方)月明かりの影響は少なくなり、光度予測は4.7等になり、条件が良ければ肉眼で見る事が可能な明るさです。


4:30を過ぎると夜明けにより刻一刻と空が明るくなって来てしまうので観望は難しくなって来ます。
画面の左下の方に太陽が有って、彗星は日々太陽に近づいて行くので夜空が暗い状態で見えるのはこの9月11日が限界かなと思います。

予想光度は出されますが、過去の彗星も殆どがそれを下回る事が多くて、本当に素人が見て判るような明るい彗星になるかどうかはその日を迎えてみないと何とも言えません。

でも、もしトイレに起きたりしたらついでに東北東の低空を見てみてください。
箒星が見えるかも知れませんョ。

曜日的には9月10日が日曜日ですので、学校やお勤めの方も早起きして見るには良いかも知れません。

9月10日4:10の状況です。
予想光度は5.0等です。


その後、太陽の近くを通り過ぎて今度は9月14辺りから夕方の西の空に見える様になります。

9月17日には3.3等の明るさとの予想になっています。

ただ、暗くなる前に沈んでしまいますので、見れる時間は極僅かな時間だけになりそうです。


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猛烈な雨の星空観察会

2023-08-23 08:43:18 | 星空
先日、今年度通算3回目となる星空観察会をしました。
今回は何時もとは違う所でのご依頼で、今年度1回目となります。

ところが・・・

家を出ようとすると、カーテンが降りています。(画面左側)
今にも竜巻が起きそうな感じでしょ。


この時、左側と右側に真っ赤な状態の雨量を観測する雨雲が有って、家の付近だけその狭間で雨は降っていませんでした。
何時もの不思議状態な訳です。

しかし、会場へ行くには必ずその雨雲の直下を通り抜ける事になるはずです。

案の定。

ワイパーは全く役に立たず、雲の上を飛んでるが如く路肩さえ良く見えない状態で、みんな30kmの徐行運転。


数キロに渡って緊張した運転で雨雲の下を通過しました。
何故か、こんな状態なのに意外と落雷が少なくてちょっとびっくりです。

現地に着くと、既に雨は上がっていましたが、黒い雲が空一面覆っています。
やっぱり、今日もダメかぁ。
今年は3回連続、星は見れない様です。

会場にはサマーキャンプの子供たちが工作を作っている最中でした。


この子たちが夜になったら星空観察会のお客さんです。

カレーを作っている班がもう一班あって、保護者含め総勢70人くらいになるそうです。
天気は望めそうにないので、この場所での屋内解説となります。

1時間掛けてセッティングを終えました。
プロジェクターの投影場所は写真右側の天井に近い壁です。
相当な大きさのスクリーンになります。

それと、プラネタリウムは白い天井に投影しました。

ただ、天井が高すぎて投影した星が薄暗くなってしまって、良く見えませんでした。
次回の開催時は何か良い方法を考える必要がありそうです。

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星空観察会音響の改善

2023-08-17 09:01:02 | 星空
二十数年続けている星空観察会ですが、約2/3回分は星が見えない状態での開催のため屋内でのイベント準備は必須です。

安いプレゼン用の製品では無く映画観賞用のプロジェクターなので星の写真などの繊細な映像を映し出すにはとても相性が良いです。

映像に関しては今のところ不満はないのですが、音声に関しては配線に何時も悩まされています。

会場が広くなると、スピーカーをスクリーン近くに置きたいのですが、配線が長くなって子供たちが足に引っかける可能性もありますし、コードの長さが足らない場合も出て来ます。

単に1台のPCからスピーカーへ接続するだけならBluetooth接続で事足ります。
しかし、PC、マイク、BGM、プラネタリウムの番組の音声など幾つもの音源のボリュームを手元で制御して一つのスピーカーに音を出すには音響ミキサーが必要になります。
上記有線接続では、解説するテーブルからだとプラネタリウムとスピーカーに向けて来場者の間にコードを引くことになります。
最低、この2本が邪魔になる訳です。

そこで、昨年無線化しましたが、安易に安いトランスミッターレシーバーを購入したため、実際の使用時に思わぬハプニング・・・

・ハプニング1
5分間無音が続くと勝手にトランスミッターの電源が落ちてしまうんです。
故障では無く仕様の様です。
解説途中で、プラネタリウムの番組に移ろうとしたときにセッティングしてから5分以上経っていたので音が出ませんでした。

・ハプニング2
音声の遅延が酷くて、自分の声とマイク音声が山彦の様になってしまって、ちょっと使えません。
セールストークでは「低遅延」と書いてありますが、全くの嘘。
そもそもBluetoothの圧縮コーディックがSBCしか無く、コーディックの品質自体が低遅延は実現できないコーディックだった訳です。
肉声だけ会場のワイヤレスマイクを借りて対処。

・ハプニング3
小さな音の部分がカットされてしまう。
ノイズ対策なのか、小さな音だけの音源だと無音となって音が出ない場合があります。
BGMを小さくかけるとボツボツ音切れになります。

まあ、初めて使うBluetoothトランスミッターでしたから、良い勉強になりました。

そこで、その勉強結果として新たに日本の老舗メーカーのSANWAの製品を購入しました。
400-BTAD008と云うBluetoothのトランスミッターで、同様に切り替えて送/受どちらも出来ます。


右側が昨年買ったJPRIDE製品で、左が今回のSANWA製品です。
SANWAの物は大きく、機能も性能も数段上です。

ただ、右の製品は電池内蔵ですが、SANWA製品には電池が内蔵されていません。
したがって、100V電源のない所ではモバイルバッテリーでのUSB供給になります。
ところがこの製品、消費電力が非常に少ないため新たな課題が・・・

モバイルバッテリーにも実は低電流の場合に自動的に電源供給をストップする機能が有るんです。
過去にもアクションカム等の電源供給時にモバイルバッテリーによっては途中で切れてしまうものが有ってその経験と知識は持ってはいたのですが、ANKER製品はどのモデルでもその様な事無く使えたので大丈夫だろうと踏んでいました。

ところが、実際に実験するとANKERのモバイルバッテリーでも5分くらいで切れてしまいました。
一つだけ、POWER ADDと云うメーカーのモバイルバッテリーだけは切れずに永遠と電源供給が出来ました。
下の写真左のバッテリーです。

ところが、このバッテリーは既に製造終了しており、再度購入は出来ないようです。

手持ちのモバイルバッテリーは全部で5本ありますが、他のバッテリーは全てOUT。
調査して行くと、スリープキャンセラーなる物が販売されている様です。
低電流の製品への電力供給時でも切れない様に定期的に負荷を掛けてあげる様です。

という事で、それがあればスピーカーとプラネタリウムの2つの無線接続が出来上がります。
スリープキャンセラーがない場合は、プラネタリウムはスピーカーよりは近場に置けるので、有線にしてスピーカーの方だけ無線にすれば良いです。
SANWAのトランスミッターはAPTX-LLと云うコーディックが使えます。
LLとはLow Latency つまり低遅延コーディックと云う訳で、コーディックの規格上は0.04s以下の遅延だそうです。
実際、実験してみるとSBCコーディックでは遅延が明らかに有って、マイクの拡声用には全く使えませんが、

APTX-LLにすると殆ど違和感のない遅延レベルです。

本来であれば、モバイルスピーカーにもBluetoothが搭載されているのでスピーカー側にレシーバーは不要なのですが、手持ちのSONYのSRS-HG1は古いスピーカーのためAPTX-LLのコーディックが使えずSBCになってしまいます。

そこで、SANWAのレシーバーを通してアナログ入力にする事で低遅延にできました。

●まとめると・・・
・APTX-LLのコーディックを選択する事で低遅延で運用可能
・トランスミッター本体は無音でも電源が切れない
・HDなどの高品質なコーディックが使える
・電池内蔵では無いのでUSB電源が必要
・モバイルバッテリーを使う場合は消費電力が非常に少ないためモバイルバッテリー側で電力供給を止めてしまう可能性が高いので事前確認が必要。

次回開催の70名以上の星空観察会に使えると良いです。

ちなみに今、このSANWAのトランスミッターレシーバーを購入する際に足元センサーライトを同時に注文すると、そのセンサーライトが無料で購入できます。

注意点は、
・必ず同時に注文する事。
・複数台購入する場合には、その台数分を個別にセンサーライトとのセット注文する事。(一回の注文でトランスミッターを複数台注文するとセンサーライトは一台しか付かないかも知れません)
私はセンサーライトを3台も頂いてしまいました。
感謝。
 
 

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星空観察会2023-2

2023-08-13 21:00:50 | 星空
昨晩は今年度2回目の星空観察会でした。
ペルセウス座流星群と土星や天の川、夏の星座、星雲・星団などの観望を予定していました。

前回7月は、開始時刻1時間前までは良い天気だったのに、直前になってべた曇りになり、そのまま晴れる事は有りませんでした。

今回は・・・

19時開始でしたが、18時くらいまでは青空が半分くらい有って、見れそうな雰囲気でした。


星仲間のスタッフみんなで外での観望会の準備も完了。


ところが、ピンポイント天気では19時から雨と出ていました。


18時半を過ぎた頃から雲が大半を埋め尽くし始めて・・・
来場者が到着し始めた18:50ごろには一面黒い雲。

今日もかよ~!

こんな事は山沿いだけあって普通に起きます。
そんな訳で毎回、屋内での星空解説も準備万端です。
折角遠いところ来て下さる来場者に曇ったからと云ってそのまま帰ってもらうなんて事は出来ません。

元、小学校の一室ですが、この教室は畳部屋になっていて何時もこの部屋で解説をやっています。

何故かって?
プラネタリウムを天井に投影して解説するからです。
写真中央に有るのが私の愛機のハイブリットホームスターです。

来場者にはこの畳に寝転んで星空を見て頂きます。

大きな施設のプラネタリウムに引けを取らない星空を天井に映し出して来場者に楽しんでもらっています。
勿論、前座ではフルハイビジョンプロジェクターでの様々なソフトや自分で撮った写真や動画なども交えて宇宙の神秘に浸れる様な解説を心がけています。

この田舎ランド鴫内での次回開催は10月で、土星と木星がメインです。
さて、晴れてくれるでしょうか?
無料ですが、事前予約制となっておりますので、是非予約いただいてご来場ください。(定員20名)

詳しくは9月の市の広報を見て頂くか、那須塩原市「田舎ランド鴫内」のHPをご覧ください。

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三日月と金星のランデブー

2023-05-23 21:07:58 | 星空
久々の三日月と金星の接近になりました。

現在金星の光度はー4.2等星でふたご座にいて、夕方西の空に閃光を放っています。
そんな金星と三日月が接近して見えましたが、あいにくの曇り空で見えないと思っていた矢先、20時ごろ外へ出るとその付近だけ雲が割れて見えていました。

早速カメラを用意して撮影に挑みましたが、僅か10分足らずで雲の中に飲み込まれてしまいました。
その僅かな時間の中で撮った写真です。

少しトリミングしてみると・・・

月と金星の間隔は月3個分くらいしか無い事が分かりますね。

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環境展2023終了

2023-02-20 08:20:02 | 星空
19日(日)の環境展開催は無事完了しました。

朝会場へ行くと既に隣の大きなホールでは会場の準備の真っ最中でした。


中にはこんな巨大なカブトムシまで・・・
凄いリアルな模型に驚きました。
ボランティアの方が作ったそうです。


私達は前日に準備を済ませているので、慌てる事は有りません。
私たちと同じ部屋に同居された団体の方々は、子供たちに自転車を漕がせてその発電電力でコンプレッサーを動作させて風船を膨らませると云う体験を通じて地球温暖化防止を訴えるのだそうです。


10時になって一般の図書館利用者が入って来ると、瞬く間に多くの人が私達のブースに雪崩れ込んで来ました。


11時半ごろまで大忙しで、多くの方に説明をさせていただきました。

しかし雨が降り出したとたん人影が斑になり、雨が止んだ午後も会場全体の人の数が少ないままでした。

これまでのいきいきふれあいセンターでの開催でもそう言った天気で左右される事は何度もありましたから特段今回の会場だけの流れでは無いと思います。

ただ大きな違いは、これまでの来場者とは客相がかなり変わった事です。
これまでの常連的な方は殆ど見なくなり、初めての若い方がかなり増えたと感じます。
図書館と云う場所での開催による変化なのだと思います。
独自のアンケート結果においても「光害(ひかりがい)を知っていますか」に対して「知らなかった」と答える方の数が増えました。

これまでの状況では、年々「知らなかった」と云う回答者の割合は減り続けていたので継続開催の成果と考えていましたが、客相が変わった事でまた振り出しに戻ると云った状況に置かれました。

逆に云ったら、喜ばしい事だと思います。
知らない方々に知ってもらって星空の見える街の保全と眩しさの無い安全な生活を考えて頂くことが本来の目的ですからね。

そして、若い方や子供達もかなり星空には興味を示してると云う事が対話の中からひしひしと感じられましたし、アンケート結果にもそれは現れていました。
太陽系儀の前でその動きに見入って固まって、離れようとしない子供達も何人もいました。
この太陽系儀には年齢を問わず人を引き付けてしまう不思議な力があります。


新しい開催場所だけあって、次回開催に向けては幾つか課題も生じました。
解決に向けては既に対策アイディアは脳裏に有りますので、更に良い結果に繋げられると考えています。

コイケさん、nojiさん、マツさん。
今年もありがとうございました。

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環境展準備2023

2023-02-19 07:50:01 | 星空
那須塩原市では二十数年前から環境展を開催しています。

今では「消費生活と環境展」と云う名称で開催されていますが、私が最初に展示を始めたのは過去の履歴を確認すると、2000年の時からで今年で24年目だと思います。

もう24年も出展を継続している事に我ながら驚きますが、これも仲間がいるから出来た事をあらためて感じます。 
感謝感謝。ありがとうございます。

途中、2014年には開催当日が大雪で中止になったり2021年はコロナで中止、昨年2022年はネット上だけでの開催となりました。
まあ、これだけ長年やっているといろんな事がありますが、自分の体調不良や個人的な理由での欠席は一度も無く、皆勤賞です。

さて、今年も昨日会場の準備をして来ました。

今年は2020年までの「いきいきふれあいセンター」から「みるる」という市の図書館内での開催となり、どんな会場になるのかと内心不安でした。
図書館正面玄関の中を進んで一番奥のJR黒磯駅側の出入り口のすぐ脇の「みるるラボ2」と云う部屋。


実は、会場準備は午前中に行ったのですが、パネル類が何も準備されておらず、聞くと午後にならないとパネルの搬入がされないとの事。
私の確認不足かぁ。
過去の実績から金曜日にはパネルを用意してくれていたのでそのつもりでした。

持って行った展示物は図書館の計らいで事務室に保管して頂けましたので、マツさんとドライブに行きました。
ドライブから帰って来たのは14時でしたが、その時丁度パネルが到着して設置作業が始まりました。
私達は作業が終わるまで図書館内のCaffeでコーヒーを飲むことに。

深煎りコーヒーでとってもおいしかったです。


暫くして、ラボに行ってみるとパネルは設置完了されていました。
ここが私達のブースになります。


これまで慣れ親しんだ場所で無いため様々試行錯誤があり、2時間半もかかってやっと展示終了。


左側の備品の棚も使って良いと云うので、太陽系儀と動画上映のノートPCを置くことにしました。


新しい部屋で綺麗なテーブル。
しかも広々とした空間を提供して頂けました事に感謝しきりです。
でも、これでもパネル枚数はこれまでより2枚減らして7枚にしてあります。

手前のスペースは「気候変動対策課」と「栃木県地球温暖化防止活動推進センター」のブースが入りますが、部屋の3割程度のスペースで、当日の朝に準備される様です。

隣の2倍くらい広い部屋は10団体もの沢山のブースが入るため個々のスペースは僅かです。

私達の説明の流れは、「光害(ひかりがい)」とは何かを知って頂いて、照明の実態を見て、対策を考えると云う流れにしています。

最後は、身近な良い照明の例や星空の特大写真で、光害防止の必要性をアピールします。

どうぞ、お近くの方おりましたら遊びに来てください、その際ブログを見たとスタッフに伝えて頂ければ、良い事が有るかもです。
私がその場で歌い出すとか・・・?
そう言うことではありませんからご安心を。

---
前述のドライブの件ですが、時間が有るという事で福島県の白河まで昼飯食べに行こうとマツさんが連れて行ってくれました。


うどん、うどん、紛れもなく「うどん」です。

でも・・・ うどん?これが?
乗ってるのチャシューじゃねぇ?

ほら!
うっま!


チャーシューラーメン・・・
でもやっぱりうどん。油揚げもやっぱりうどんを連想させる。


スープはうどんスープのような味だけど、どこかラーメン。

最後にその理由分かりました。
粗挽き胡椒がたっぷり沈んでいました。

途中、割スープを持って来てくれました。
このスープ、ゴボウの香りがするスープで、更においしくなりました。


まあしかし、食べれば食べる程、自分が何を食べてるのか分からなくなりました。
不思議な不思議な「うどん」でした。
でも、腰のあるうどんでおいしかったです。
また来てみたい。

帰りはマツさんお得意の観光旅行付きで、遠回りをして羽鳥湖経由で図書館へ帰りました。


野原では無く、湖面が凍ってその上に雪が積もっているんです。

毎度、観光旅行ありがとうございました。

なお、那須塩原市のHPでの「消費生活と環境展」の案内ページはこちらです。
また、昨年同様に市のHPからリンクされたページに各ブースの説明や動画も載っているのでご覧になってください。

今回、「消費生活」と「環境展」は別々の場所での開催となり、消費生活は徒歩3分程のまちなか交流センター「くるる」で開催されています。
散歩がてらどちらもご覧ください。

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ZTF彗星を見ました

2023-01-28 08:11:56 | 星空
このところ暫く曇りや雪で星が見れませんでした。
昨夜も7時頃は雪が降っていました。
ところが寝る頃になって外を見たら快晴!

強風が吹き荒れて寒いよね。
今話題のZTF彗星を窓越しに双眼鏡で見ると、ぼんやりダストが広がってるのが確認できましたが、尾らしきものはほとんど確認できず。

望遠鏡を外に出すには極寒過ぎて・・・
もう若くはありません。
カメラで固定撮影を試みる事に。
自分の部屋にカメラを設置して準備を全て済ませて、部屋の窓を全開でシャッターを切って窓を締め、写り具合を確認してまた窓を開けて・・・

風が凄くて部屋の中に入り込んで来ます。

で、撮った写真がこれです。

トリミングしていません。
今回の彗星は大きく無いので105mmレンズですから、こんな程度の大きさにしか写りませんが、中央にボーと写ってるのがZTF彗星です。

彗星の左下にある星は北極星を含む「こぐま座」のお腹付近の星です。
ただ、地球に近いので動きが早くて、今夜はう少し上に移動しています。

北極星の近くだけあって、20秒露出でも僅かに日周運動の線になる程度で、105mm程度なら十分固定撮影でも写せます。

でも、地球との位置関係で正面近くから見る状態なので尾が殆ど見えません。

横位置から見る感じであれば長い尾が見えるんですが、それはどうにも出来ませんからね。

ちなみに、1996年に地球にとても接近した彗星で百武彗星と云うのがありました。
これは40度くらいに伸びた尾で凄かったですけどね。
50mm標準レンズでしたので入り切れませんでした。

尾を跨いで3つの星が「く」の字になっているのは北斗七星の柄の部分です。
実際には写っていない尾の部分は、写ってる長さの半分くらい右側に伸びています。
その尾の長さ実感出来るでしょう。

まあ、今回のZTF彗星はこの寒さの中、望遠鏡を出して拡大撮影する程の物では無さそうなのでやめときます。

これから様々な行事があるので、風邪でもひいたら大変ですからね。

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夕方の空に全惑星が集結 ★実写版

2022-12-25 20:26:20 | 星空
昨日ブログしました「夕方の空に全惑星が集結」の本日の実写版です。

実はこのところ西高東低の気圧配置になり、西の空は日本海側からはみ出て来た雪雲が掛かって夕方星が見えない状態が続いていました。
今日も諦めムードだったのですが、なんとか雲が切れて来て見れました。

東の空


天頂

西の空


ところが、残念ながら金星だけ写せませんでした。

この水星の右下に金星がいるのですが、ずっと雲に覆われたまま見ることは出来ませんでした。

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夕方の空に全惑星が集結

2022-12-24 19:43:30 | 星空
今、TVでもチラホラ話題になっている様ですが、夕方の空に全惑星が集結しています。
12月25日には新月を過ぎた細い月も見える様になり、惑星と地球の衛星である月までも一堂に見れます。

何故夕方かと云うと、暗くなり始める水星と金星が西の空低く、直ぐに沈んでしまうため、夕方の僅かな時間しか「全惑星が見える」とは言えないくなるからです。
25日の状態では17:30を過ぎると金星がいなくなってしまいます。
また、水星は日々高度を下げて行って31日を過ぎるとほぼ見れなくなります。

ですので、この光景を見れるのは12月30日が限度かなと思います。

夕方の空に弧を描く様に綺麗に並んで見えるのは、全ての惑星の軌道面がほぼ同じ平面上に有るからですね。

宇宙的視野で見るとこんな感じの太陽系の配置になっています。

ちょっと、惑星の軌道線が細くてPCの画面で大きく見ないと分かりづらいかも知れませんが、太陽を中心に全体的に片側に寄っているのが分かると思います。

1970年代に話題になった「惑星直列」的な状況ではありますが、今ではそんな事で騒ぐ人はいませんけどね。

そういえば、同じような状況は今年の1月にもありましたし、6月にも明け方の空でありましたね。

でも、これを逃すとこの様な同一時刻に全ての惑星と月が見れる光景は2061年くらいまで無いそうです。
ほんの一時でも夕方5時過ぎたら外へ出て見ては如何でしょう。
特に25日と26日は細い月も加わって思い出深い光景になると思います。

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